近鉄奈良線河内小阪駅・八戸ノ里駅周辺で3月12日、バルイベント「第5回 小阪・八戸ノ里なのはなバル」が開かれる。
地域の飲食店経営者数人で「地域が盛り上がるイベントで、個人経営の飲食店のつながりができるものはないか」と模索する中、2013年3月に初開催した同イベント。バルイベント当日だけでなく、「なのはなバル」の名前で市内のイベントに合同で出店したり、参加店同士のコラボメニューが誕生したりするなど回を重ねるうちに横のつながりが強くなり、店同士の交流が深まっているという。
今回は、炭酸エイジングスパ10分の体験ができる美容室「hair salon aini」(菱屋西5)、昨年7月にオープンした居酒屋「隠れ家dining da 煖」(小阪本町1)、居酒屋「酒菓家 NAKAGAWAみ」(下小阪1)、宮本順三記念館「豆玩舎ZUNZO(おまけやズンゾ)」(下小阪5)、カルチャースクール「おとCafe」(同)、インドネパール料理「ギータ」(同)、おばんざい「なっかん」(下小阪4)、「ケーキハウス ミュー」(中小阪2)の初参加8店を含む49店が参加する。
当日は、ペアのスコア合計でプロのスコアに挑むボウリングイベントや、ヘアアレンジ、ポイントメーク、眉カットのいずれかのサービスを1チケットで受けられるヘアサロンのサービスも用意。宮本順三記念館「豆玩舎ZUNZO」では、宮本さんが愛した大阪・東大阪の街の100年の写真をパネル展示するほか、河内木綿や鋳物(いもの)、ペーパークラフト、文具、画材など、東大阪のものづくりを紹介する。
チケット(5枚つづり)は、前売り=3,000円、当日=3,500円。前売りチケットは参加各店で販売するほか、インターネットでの予約も受け付ける。残ったチケットは、イベント翌日から3月31日まで「あとバル」参加店で1枚500円の金券として利用可能。昨年からは「イベント以降も利用してもらいたい」と、チケットの半券を「なのはなパスポート」とし、別途4月30日まで各店で特典が受けられるようにした。
実行委員長を務める「ESORA@食」(小阪2)の吉本信一さんは「テークアウトもあるしサービスもあるし、メニューもあまりかぶっていない。気軽に入れて新しいお店を知るきっかけになるので、皆さんにお気に入りの店を見つけてもらえれば」と参加を呼び掛ける。