東大阪市立総合体育館・東大阪アリーナ(東大阪市中小阪4)で3月3日、「第27回東大阪市民文化芸術祭」が始まった。
市内在住・在勤・在学の個人と市内に拠点を構える団体を対象に、日頃の文化芸術活動の成果を発表する場として開く同祭。市内の4大学と自治協議会やPTA協議会、一般公募で募集した市民ボランティアなどで構成する実行委員会が約1年掛け準備を進めてきた。昨年は展示部門を東大阪アリーナ、舞台部門をユトリート東大阪(中小阪5)と分けて開催したが、「一つの会場でしてほしい」との要望が多かったことから、今年は両部門とも東大阪アリーナ内で行う。
舞台部門は、3日間で約90の個人・団体がステージに上がり、詩吟やフラダンス、大正琴、吹奏楽、ストリートダンス、和太鼓などを披露。3月4日には、2008年にメジャーデビューしたバンド「セーリング」や、日舞と三味線の会、5日には、国際ジャグラー協会が主催する「IJA Summer Festival」チーム部門で優勝したジャグラー兄弟「ケントカイト」が出演する。
展示部門には、56の個人・団体が参加し、陶芸や切り絵、写真、生け花、書道、絵画、拓本などの作品を展示。会場では、伊勢型紙の実演や針山作り体験、折り紙や牛乳パックを使った小物作り体験なども行う。会場内には東大阪市茶花道協会による茶席(有料)も開く。
開催時間は10時~17時。入場無料。近鉄奈良線・八戸ノ里駅前-会場間で無料シャトルバスを運行する。今月5日まで。