東大阪の川浦農園(東大阪市七軒家)で3月12日、「第5回東大阪deイチゴ狩り」が開かれた。主催は東大阪の地域情報サイト「東大阪バーチャルシティ」。
5年前からイチゴの栽培を始めた同農園。3連棟のビニールハウス2棟で「章姫(あきひめ)」と「紅ほっぺ」を栽培している。東大阪市内の人に「自転車で行けるイチゴ狩り」をアピールするため、同ウェブサイトが5年前からイベントを開催している。
同イベントには、事前申し込みした約110人が参加。子ども連れの家族が多く、ベビーカーで訪れる家族も多い。ビニールハウスに入った参加者は、代表の川浦慎太郎さんからイチゴの採り方やハチの巣箱について説明を受けた後、赤く大きく実ったイチゴを採り、食べ比べて2種類の味の違いを楽しんだ。
家族4人で参加した市内から来たという男性は「章姫が食べられると妻が申し込んだ。イチゴ狩りは幼稚園のころ以来だが、こんなにおいしいものなんだと思った」と笑う。大きなイチゴを見つけては子どもに教え、ともにイチゴ狩りを楽しんでいた。
同農園では土曜・日曜にイチゴ狩りを開催。現在予約は埋まっているが、イチゴの生育状況により、追加入場が可能の日もある。イチゴをJAグリーン大阪・フレッシュクラブや市内の青果店に卸すほか、水曜以外の10時から農園の入り口で直売も行っている。