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東大阪で「ラグビーめし」決定 最優秀メニューは「花園丼」

写真中央=最優秀メニュー「花園丼」を考案した山崎カオリさん、左=平井隆嗣さん、右=木村昭子さん

写真中央=最優秀メニュー「花園丼」を考案した山崎カオリさん、左=平井隆嗣さん、右=木村昭子さん

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 東大阪ツーリズム振興機構(東大阪市荒本北1)が3月14日、ラグビー選手や観戦客に向けたおもてなしメニューを決めるコンテスト「ひがしおおさかラグビーめし」の最終審査を行った。

最優秀メニューの「花園丼」

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 ラグビーの試合終了後に両チーム選手やスタッフ、レフェリー、関係者が一堂に集まり、飲食をしながら互いの健闘をたたえ合う「アフターマッチファンクション」のように、食を通じた交流をまちぐるみで進めることを目指して企画した同コンテスト。昨年12月末から募集を始め、全国から70人・団体がエントリーし、最終的に45点のレシピが寄せられた。

 2月28日は、「ラグビー文化にマッチしている」「大阪府内の産品を取り入れている」「市内飲食店での展開を想定している」などの基準に従って1次審査を行い、認定メニュー20点、優秀作品3点を決定。3人が最終審査に進んだ。

 最終審査には、料理研究家の林幸司さん、近鉄ライナーズのタウファ統悦選手、森雄祐選手、井波健太郎選手、JAや飲食関係者で組織する「おもてなしメニュー開発推進委員会」の6人の委員など16人が審査員として出席し、優秀作品3点のメニュー考案者が会場で調理。審査員が試食し、投票を行った。

 審査の結果、東京都在住のグラフィックデザイナー・山崎カオリさん考案の「花園丼」が最優秀メニューに決定した。同メニューは、メンチカツをラグビーボールに見立て、芝の緑、情熱の赤、歓声の黄色をイメージした丼で、山崎さんは「料理は主婦レベルだが、トップリーグやサンウルブズの試合を一人でも見に行くぐらいラグビーが好きなので、貢献できてうれしい」と喜びを見せる。

 優秀メニューの「すきやき風花園うどん」を考案した埼玉県在住の木村昭子さんは「東大阪に住んでいたときに栄養士をしていた。上位に選ばれてうれしい。埼玉でも東大阪をPRしたい」、「東大阪ラグカリー」考案の平井隆嗣さんは、「市内で弁当店2店舗を経営しているので、店の立場から貢献していきたい」と話す。

 優秀メニュー3点はレシピを作成し、認定メニュー20点と共に冊子やインターネットで公開する。優秀メニューは市内の飲食店でも提供するよう同機構が働きかけ、取扱店舗にはPR用のステッカーやフラッグを提供する。

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