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大阪商業大学の新校舎完成 一般利用できるカフェやショップも

大阪商業大学の新校舎「大阪商業大学University Commons re-Act(ユニバーシティ・コモンズ リアクト)」

大阪商業大学の新校舎「大阪商業大学University Commons re-Act(ユニバーシティ・コモンズ リアクト)」

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 大阪商業大学の新校舎「大阪商業大学University Commons re-Act(ユニバーシティ・コモンズ リアクト)」(東大阪市御厨栄町1)が3月24日、完成した。

北館1階北側には丸善大商大店がオープンする

 2015年11月に着工した新校舎は、約8700平方メートルの敷地西側に集約し、地上4階建ての建物を建設。東側には学生の憩いの庭となる緑地エリアを設け、増築も可能にした。外観の4つの柱は、同大学の建学の理念である「世に役立つ人物の養成」を支える「思いやりと礼節」「基礎的実学」「柔軟な思考力」「楽しい生き方」を表現している。高層部は現代的に、低層部は、1935(昭和10)年に建てられ、移転・改築復元した旧本館・谷岡記念館のデザインを継承した。

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 1階と2階は北館・南館に分かれ、北館には自学自習スペースを中心に、イベントエリアやプレゼンテーションエリアなどを設け、建物北側には丸善大商大店、南館1階には丸善が運営するカフェがオープン。65席を設けるカフェでは、ドリンクや軽食を提供する。2店舗とも8時30分~20時の営業予定で土曜・日曜定休。一般利用にも対応する。

 3階は、すべてガラス張りのセミナールームやプロジェクトルームを配置し、お互いを「見る」「見られる」環境にして、互いに刺激し成長することを目指す同館の姿勢を具現化。4階には音楽サークルの練習やスポーツイベントなどを開催することができる多目的室とアリーナを配置した。今後は、一般も利用できるよう、地域交流ルームの運営を調整するという。

 落成式に出席した谷岡学園・谷岡一郎理事長は「将来世の中に巣立っていく人材を育てる役割を担っていく。地元の人にも使ってもらいたい」とあいさつ。片山隆男副学長は「定まったプログラムを続けるのではなく、世に役立つ人物を輩出することだけを続けていく。地域社会の中核を担うことを求められているので、地域の方のお叱りを受けながら、次の世代を支える人材を育てていきたい」と話した。

 野田義和東大阪市長は「東大阪は人口50万人の都市で土地がなく、拡大などのときには市外に出て行かれるので心配していたが、東大阪に根ざしてもらえることに安心している」と話し、校舎の周りに塀がないことに触れ、「地域のことを考えてくれているとうれしくなった。市が大学の精神から学んで街づくりをしていかないといけない。『世に役立つ人物』を輩出する新しい建物だと思う」と祝辞を述べた。

 新校舎は4月10日から稼動する。

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