節電や地球温暖化防止を目的に職場での軽装を奨励する「クールビズ」が5月1日に始まり、東大阪市役所では職員ら有志がオリジナルラガーシャツで業務にあたった。
同取り組みは、「市役所を訪れる人に『ラグビーのまち東大阪』らしさを感じてもらい、ラグビーW杯2019誘致のムードを高めたい」と、ラグビーワールドカップ誘致室(現:花園ラグビーワールドカップ2019推進室)の職員が2010年に企画したもので、市のマスコットキャラクター「トライくん」が着用するラガーシャツのデザインを採用。カラー展開は青とピンクの2色。2014年には、襟が赤く、背中にトライくんのイラストと「ラグビーのまちHIGASHI OSAKA」と書かれた、市民からのデザイン公募によるラガーシャツも誕生し、市アンテナショップ「めっけもん もうけもん まいど!東大阪」(東石切町)で一般向けに販売もしている。
ラガーシャツで公務にあたった野田義和東大阪市長は「職員に定着してきたし、市内の中小企業の方も着ていただいているのでうれしい。一体感が出てくる」と話し、「W杯やワールドマスターズゲームズ2021関西に向けて、東大阪の街が関西、日本をリードするんだという気持ちで一丸となって仕事している」と意気込みを見せた。
同日10時からは、平成29年度第1回花園ラグビーワールドカップ2019実施本部会議が開かれ、約80人の職員がラガーシャツ姿で会議に臨んだ。
本年度は10月31日まで実施する。