大阪商業大学・蒼天ホール(東大阪市御厨栄町4)で8月22日に開催される「第5回東大阪市長杯争奪 クイズ王Jr.選手権」の小学生出場チームの募集が行われている。
東大阪青年会議所が提言し、1987(昭和62)年に開設された「東大阪市青少年健全育成小鳩基金協議会」が2011年に始めた同イベント。野球やバスケットボールなど、「小学生のスポーツイベントに助成する団体はほかにもあるが、頭脳を競うイベントはないのでは」(同会)と企画した。
出場者は東大阪市在住または東大阪市内の学校に通う小学生が対象で、3人1組のチームで出場。学年や違う学校の子ども同士で出場することも可能で、昨年は56チーム、166人が出場した。問題は低学年には難しいがハンディをつけるなどしており、小学2年から昨年まで4年連続で出場している学生もいるという。
大会当日は、チーム戦と個人戦の筆記問題で、上位12チームが準決勝に進出。準決勝以降はホールステージ上で、保護者や友人らが見守る中熱戦を繰り広げる。
過去の出題では、「平和をテーマにした4コマ漫画を描く」「お米一合を量る」などもあり、「お笑い部門の問題やチームワーク賞、ユーモア賞、ベストドレッサー賞なども用意し、学校で習わないことや生きる力をどれだけ持っているかも競ってもらう」と、同協議会の大西由起子さん。「少しずつだが出場者は増えている。チームで戦う楽しさを感じてもらいたい」と話す。
応募用紙は市内の全校に配布するほか、東大阪商工会議所、JA大阪中河内の店舗などに設置。応募締め切りは7月31日。問い合わせは同協議会(TEL 06-6722-4000)まで。