近鉄奈良線・若江岩田駅前の東大阪市立男女共同参画センター「イコーラム」（東大阪市岩田町4）で7月16日、児童向け職業体験イベント「若江岩田きらり商店街 ぼくも、わたしもお店屋さん」が開かれる。

昨年のアナウンサー体験の様子

　若江岩田駅周辺の若手店主らが、商店街の垣根を越えて一緒に地域を盛り上げていこうとイベントやコラボ商品の開発などに取り組む「若江岩田きらりプロジェクト」（ひらた米穀店、TEL 06-6728-5385）が企画する同イベント。昨年初開催し、約600人が来場した。

　今年は体験できる店舗数を11店舗に拡大。和菓子店、ベーカリー、酒販店、洋菓子店など商店街に店舗を構える店が出店し、販売員の体験を提供する。ケーブルテレビ・J:COMはアナウンサー体験、郵便局は制服を着て店に手紙を配達する体験を用意。対象は5歳から12歳ぐらいまでの児童で、当日9時45分から会場で受け付ける。参加無料。一般来場者は5枚つづりのチケット（600円）を購入して買い物を楽しむことができる。

　店舗以外では、ゲームやクラフトはがき作りを随時行うほか、12時10分から東大阪市マスコットキャラクター「トライくん」、ケーブルテレビのインターネットZAQのキャラクター「ざっくぅ」、郵便局のキャラクターが登場。ご当地ヒーロー「瓢箪山戦隊ショウフウジャー」のショーも行う。

　今年はボランティアスタッフとして、大阪商業大学、近畿大学文芸学部文化歴史学科、大阪府立枚岡樟風高校地域貢献部の学生ら30人が参加。「大学生・高校生もボランティアスタッフとして手伝ってくれているので、若江岩田地域全体のつながりを感じてもらえればうれしい」と、プロジェクトリーダーのひらた米穀店・平田義敬さん。「イベントを通して店や店主の人柄に接していただくことで、地域商店の新しい魅力を発掘してもらえると思う。活気あふれる街につながるきっかけになるよう準備しているので、ご家族、お友達と参加してもらえれば」と呼び掛ける。

　開催時間は10時～14時。入場無料。