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近畿大学がドワンゴ、「N高校」と包括連携協定 ICTや人材育成分野で

ドワンゴ代表取締役会長・角川ドワンゴ学園理事の川上量生さん(写真左)と近畿大学・清水由洋理事長

ドワンゴ代表取締役会長・角川ドワンゴ学園理事の川上量生さん(写真左)と近畿大学・清水由洋理事長

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 近畿大学(東大阪市小若江3)、ドワンゴ、角川ドワンゴ学園「N高等学校」が11月15日、包括連携協定の締結と協定に伴う事業計画について発表した。

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 N高等学校は昨年4月に開校したインターネットと通信制高校の制度を活用した高校。「IT×グローバル社会を生き抜く『創造力』を身につけ、世界で活躍する人材を育成する」という理念の下、現代のネット社会に対応した教育を実践し、授業やレポート提出はネット上で行う。高校卒業資格取得のための必修授業のほか、大学受験に向けた学習やプログラミング、ライトノベル、ゲーム、ファッションなど多様なカリキュラムが特徴で、現在はネットコースと通学コースを設け、2017年10月時点で4313人が在籍している。

 今回の協定では、「情報通信技術」「学術・教育・研究・産業の振興」「人材の育成」「情報発信」の4分野で連携・協力するとし、同大生を対象に、N高校の学生向けに提供する双方向学習アプリ「N予備校」の講師によるプログラミング初心者を対象とした5日間の集中講座を開講。プログラミング教育の充実を図る。同大付属高校では全校生徒が1人1台iPad を所有しており、その全ての端末への「N予備校」アプリの導入も検討しているという。

 同大は医学から芸術まで14学部48学科を有する総合大学で、2017年5月現在、幼稚園から大学院まで学生約5万3000人が在籍。幅広い分野の知見と教育実績を生かし、学校法人間の高大連携を推進する。

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