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東大阪・枚岡神社で「お笑い神事」斎行へ 20分笑い続けて福呼び込む

昨年の様子

昨年の様子

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 枚岡神社(東大阪市出雲井町)で12月23日、一年間のさまざまな出来事を笑い飛ばし新年の開運を願う「注連縄掛(しめかけ)神事」(通称=お笑い神事)が執り行われる。

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 天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸に隠れた際、同神社の主祭神として祭る天児屋根命(あめのこやねのみこと)の祝詞と神々の笑い声が気になり天照大神が出てきたところを、もう戻らないようにとしめ縄を張り渡したという、しめ縄の起源とされている岩戸隠れの神話にちなんだ同神事。同神社では毎年12月23日にしめ縄を掛け替え、新しいしめ縄を通して新年の開運を願う神事として斎行。以前は宮司と氏子総代だけで行っていたが、8年前から一般参加型で執り行っており、昨年は約4000人が参拝に訪れた。同神事は、東大阪市の無形民俗文化財に指定されている。

 当日は、8時30分ごろからしめ縄の作成にかかり、掛け替えの終わる10時ごろから神事を斎行。宮司の先導に続き「アッハッハー」と3回笑った後、20分間笑い続ける。

 11時からは笑いのコンテスト「大笑い競(くら)べ」、12時からは枚岡樟風高校による「瓢箪山戦隊ショウフウジャー」ショー、12時30分からは時代屋一座による大道芸が行われる。17時からは、昨年初めて行った「天の岩戸開き神事」があり、参道広場では祝詞や舞、太鼓の音が鳴り響き、参道正面階段には約80人のみこが並び、「天の岩戸開き」の神話を再現する。

 参道広場では、しめ縄飾りや甘酒の授与が行われるほか、笑福汁、東大阪名物カレーパン、水餃子などの模擬店が並ぶ。

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