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東大阪・枚岡神社で「お笑い神事」 参拝客ら、20分間大笑い

20分間笑い続ける参拝客

20分間笑い続ける参拝客

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 枚岡神社(東大阪市出雲井町)で12月23日、一年間のさまざまな出来事を笑い飛ばし新年の開運を願う「注連縄掛(しめかけ)神事」(通称=お笑い神事)が執り行われた。

20分間笑い続ける

 天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸に隠れた際、同神社の主祭神として祭る天児屋根命(あめのこやねのみこと)の祝詞と神々の笑い声が気になり天照大神が出てきたところを、もう戻らないようにとしめ縄を張り渡したという、しめ縄の起源とされている岩戸隠れの神話にちなんだ同神事。同神社では毎年しめ縄を新しく掛け替える際、笑うことで心の岩戸を開き、福を呼び込む神事として斎行。以前は宮司と氏子総代だけで行っていたが、7年前から一般参加型で執り行っている。

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 当日は新しいしめ縄に掛け替え10時ごろから神事を斎行。おはらい、中東弘宮司の祝詞奏上に続き、宮司の「アッハッハー」の声に参拝客らも続き、3回高笑いした。

 その後、準備された台の上に中東宮司が上がり、岩戸隠れの神話について話した後、「みんな20分笑えないと思っているが、20分笑わなあかんと思ったらしんどい。不平不満を持たず、ありがたい、生かされてうれしい、楽しいと考えを変えると20分笑える。最初から大きな声で笑うのがいい」とコツを伝授。「赤ちゃんが笑っているように無心に笑っているうちに心の岩戸が開かれる」などと話し、宮司の呼び掛けで笑い始め、20分間、境内に笑い声が響いた。

 神事の後は表情や笑い方などを競う笑いのコンテスト「大笑い競(くら)べ」や、やまと舞の奉納、大道芸などが展開され、笑福汁や笑福パンなどの模擬店も並び、神事終了後も境内は多くの人でにぎわっていた。