東大阪市のマスコットキャラクター「トライくん」のもとに2月19日、バレンタインチョコレートが届いた。
1991年に市が「ラグビーのまち」を表明したことをきっかけに誕生した「トライくん」。市民からイラストデザインを募り選ばれたトライくんは「高校ラガーマンに憧れる永遠の少年」で、趣味・特技はラグビーでタックルとトライが得意。心優しくて人懐っこい性格で、好きな食べ物はカレーパン。
昨年開かれた「ゆるキャラグランプリ2017」では、ご当地ランキングに681体がエントリーする中、堂々の3位入賞。その後の報告会やパレードには多くの市民が駆け付けるなど、その人気ぶりを見せていたが、14日のバレンタイン当日にもらったチョコレートはゼロ。数年前にキャラクター友達からもらって以来、バレンタインには縁がないという。
今年ももらえなかったと諦めていたが週が明けて19日、トライくんが所属する企画室に直接チョコレート4個が届けられた。一般からチョコレートを受け取ったのは今回が初めて。
トライくんは「最近はバレンタインチョコレートをもらっていなかったので、すごくうれしい。どれもおいしくてすぐに全部食べちゃったよ」と喜んでいた様子で、企画室担当者は「トライくんの好物はカレーパンだがチョコレートも大好き。バレンタインにもらえて大喜びしていた」と話す。