近鉄布施駅周辺で2月23日、「布施ほろ酔いバルめぐり -こだわりの店・隠れ家飲み食べくらべはしご酒体験-」が開催された。主催は東大阪ツーリズム振興機構。
プレミアムまち歩きツアーの第2弾として、布施の街を知ってもらおうと企画した女性限定モニターツアーの同イベント。毎年10月に布施周辺で開かれるバルイベント「布施えびすバル」実行委員長でバーStax(東大阪市長堂1)オーナーの元光一倫さんが地元目線で店を選んだ。
当日は40代~70代の参加者16人が18時30分に布施駅で集合。ガイドを務める森なおみさんとともに通りや特徴的な店を見ながら1軒目の店に向かった。1軒目の居酒屋 金八(足代北2)では2階の座敷を借り切り、冷たいひれ酒で乾杯。「よく幹事を任されるのでいい店がないか探しにきた」「娘の同級生の母親と一緒に参加した」など全員が自己紹介をし、ふぐ刺し、白子しょう油焼きなどを食べ、2班に分かれ2軒目に向かった。
その後は、1927(昭和2)年創業の酒販店・大西商店(足代1)に併設する「立呑処おおにし」で角打ちを体験。獺祭スパークリングで2度目の乾杯をし、地酒を飲み比べた。「オカマバー てぃーの」(足代新町)では、店を持つ前に中華料理チェーン店で30年店長をしていたというママの得意料理のエビチリやカラオケを楽しんだ。
2班は最後にバーアナログ(足代1)で合流。堺市から参加した48歳の女性は近くに住む大学時代の同級生と参加し、「年上の人が多かったので心配していたが、お酒好きの人同士打ち解けられてよかった」と笑顔を見せる。一緒に参加した女性は「近所でも一人だと来ないし横道に入らない。次に行けるお店ができてよかった」と満足した表情を見せていた。