近鉄奈良線河内永和駅・JR河内永和駅近くに3月1日、東大阪市内初のコワーキングスペース「トライスペース東大阪」（東大阪市長栄寺2、TEL 06-6748-0738）がオープンした。

指定席のブーススペース

　土地活用や不動産再生を手掛ける広実ハウス工業（大阪市）が、「40坪のバルコニーが付いているこのフロアを地元に貢献できる形にしたい」と、コワーキングスペースとして再生。地元のものづくり企業、商店街、大学生のほかデザイナーなど、多種多様な人々が交流するスペースを目指す。

　コワーキングスペースは、共用スペース＝56席、月額会員優先のブース席＝8席で、全席電源とWi-Fiの利用可能。8人まで利用できる会議室にはウェブ配信機材一式を備え、インターネット動画の撮影や配信スタジオとして使用することもできる。レンタルスペースとして、約30人を収容できるセミナールーム、イベントやガーデンパーティーも開催できる屋外のバルコニー、シェアキッチンがある。

　2月26日に開かれたオープン記念パーティーで北圭司社長は「ものづくりの経営者がデザイナーと出会ってイノベーションを起こすなど、仕事の出合いをつくって結びつけていきたい。この場所から世界に通じるものが生み出せたら」と意気込む。

　コワーキングスペースの営業時間は、月曜～金曜の10時～17時（会員はオプションで時間外利用可能）。ビジター利用料金は2時間＝540円、1日＝1,296円（3月14日まではオープン記念で無料）。レギュラー会員＝月額8,640円、指定席会員＝月額1万2,960円。レンタルスペースの営業時間は、平日＝10時～21時、土曜・日曜・祝日＝9時～17時。