東大阪市経済部商業課が「ラグビーのまち東大阪」のアピールとラグビーワールドカップ2019の応援を目的に作成した販売促進用のフリー素材「花園ラグビー場応援POP」が4月24日、公開された。
ラグビーにちなんだ商品作りや商店街での英会話教室など、ラグビーW杯開催に向けた取り組みをする店や商店街はあるが、市域全体での取り組みが少ないと感じていた同課では今年3月、店舗用PRツールとして、つり銭トレーやメッセージボード、卓上POPを製作。東大阪市小売商業団体連合会加盟店に配布し、店頭で活用されている。
今回は「商店主の方でラグビーのまちのために何かをしたいがオリジナル商品は作れない、何をしていいかわからないという方も多い」と、販売促進用のPOPやチラシなどの装飾に使用できるラグビー関連のイラストを作成。申請不要、利用無料で使用できるよう公開した。
フリー素材は、ラグビーボールやユニホームのイラスト、POPなどに使用する背景や飾り罫などをセットにした「ラグビーのまちイラストパック」と、プライスカード、「おすすめ」「売上No.1」などのPOPのひな形をセットにした「ラグビーのまちPOPパック」。最近は訪日外国人の来街も少しずつ増えていることから、「TAX FREE」「Our No.1 selling(当店人気No.1)」「English Menu available(英語メニューあります)」など、英語表記のPOPのひな形も用意した。
「店の雰囲気に合わせて選べるように、イラストのタッチが違うものやカラーバリエーションをそろえた。アメフトボールのイラストを間違って使うケースも多いので、最近主流の白いラグビーボールのイラストも用意した」と同課の井上博貴さん。素材は全292種類。「店の人と買い物に来た人の会話にラグビーが出るきっかけになれば」と期待を寄せる。
フリー素材は、東大阪市小売商業団体連合会のウェブサイト「ひがしおおさかまちナビサイト」で公開。同会では加盟店に対し、同イラストを使用したシールやステッカーの配布も行う。