近鉄不動産(大阪市)が近鉄奈良線・東花園駅前に開発中の分譲マンション「ローレルスクエア東花園」のモデルルームに、近鉄ライナーズとコラボした子ども部屋が登場した。
東花園駅高架下に移転のため昨年8月に閉店した旧KINSHO東花園店(東大阪市吉田6)の跡地に建設中の同マンション。南棟・東棟・西棟から成る3棟構成で、それぞれ地上14階・12階・11階建て。総戸数は206戸、うち154戸が南向き。住居専有面積は63平方メートル~100.15平方メートルで、間取りは2LDK~4LDKの23タイプ。入居予定は2020年3月。東花園駅は準急停車駅。
1階の駅前広場に面するエリアには4店舗が入る予定で、2階の共用スペースには和室のあるゲストルーム、キッチンとキッズコーナーを設置するファミリーラウンジを設置。カーシェアリングや宅配ロッカー、24時間ごみ出しができる「ごみドラム」なども設置する。
子育てファミリー世帯をメインに、周辺の戸建てから住み替えるシニアもターゲットに据えている。「予想を超える問い合わせがあり、近隣の方や先日の豪雨で避難勧告の出ていた山側に住まれている方が目立つ」と同マンションプラザ所長の内藤康成さん。同マンションのサイトへは、ラグビー関連のサイトからの流入もあるという。
モデルルームはラグビーをしている小学生男児のいる3人家族を想定して造られており、5畳の子ども部屋には、ジャパンラグビートップチャレンジリーグの近鉄ライナーズの現役選手のサインが入ったユニホームやラグビーボールを飾る。「勉強をするふりをしてラグビーの本を読んでいるなど、机の上の小物など細かいところも表現した」と話す。
子ども連れでも見学できるよう、モデルルーム内にはキッズスペースを設置。近鉄ライナーズ選手のサイン色紙を飾り、ユニホームを着て写真撮影ができるようにした。
販売開始は10月下旬を予定。