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大阪府内全域で「大阪880万人訓練」 東大阪市内は地震火災を想定

「大阪880万人訓練」のチラシ

「大阪880万人訓練」のチラシ

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 大阪府内全域で9月4日、防災週間に合わせて「大阪880万人訓練」が行われる。主催は府や市、鉄道会社らで構成する大阪880万人訓練実行委員会。

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 府民がさまざまな情報源から地震や津波発生情報を認識し、災害発生時に即行動に移せるようシミュレーションを行う同訓練は今年で4回目。

 当日は、11時に南海トラフ巨大地震が発生したと想定し、施設の館内放送や屋外スピーカーなどで知らせるほか、携帯電話各社のエリアメール、緊急速報メール、おおさか防災ネットの防災情報メール、Yahoo!JAPAN防災速報などを使い、11時3分ごろに大阪府内にある携帯電話に向け一斉メールを配信する。機種や各自の設定により受信しない場合もあるが、マナーモードにしていても鳴るため、携帯電話が鳴ってはいけない場所ではあらかじめ電源を切るよう呼び掛けている。

 府のメール一斉配信に続き東大阪市では11時7分ごろ、地震発生後に火災が発生したという想定で緊急速報メールを市内の携帯電話に向け送信する。東大阪市の訓練は今年で2回目。

 メール内容は「大阪880万人訓練の訓練通報です。東大阪市で発生した火災が拡大しています。近くの広域避難場所へ避難してください。DISASTER DRILL実際の災害時には、身の安全を確保し、適切な情報に基づき避難してください。東大阪市」。

 東大阪市危機管理室は「大規模地震で考えられる災害として火災を想定した。市民の皆さまには災害時の行動や防災について日ごろから考えるきっかけにしていただければ」と話す。

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