体験型観光イベント「ひがしおおさか体感まち博2018プレ」が東大阪市内全域で10月13日から開催される。主催は東大阪ツーリズム振興機構(東大阪市荒本北1)。
ラグビーワールドカップ2019の開催に向け、新たな観光まちづくりの一環として開催都市の一つである東大阪に来街する観戦客に街の魅力を発信しようと、市内の事業者や団体、市民とともに体験プログラムを開発。4ジャンルで71のプログラムを用意する。
グルメでは、酒のにしだ(東大阪市岩田町)が女性限定の「燗(かん)酒ラボ」を企画。関西の食文化に合わせて造られた大阪の地酒を飲み比べながら自宅でできる「かん酒」のつけ方や裏技を紹介し、温度帯による味の違いを紹介する。開催日は10月27日、11月23日。参加費3,000円(つまみと土産付き)。
歴史・文化・伝統ジャンルでは、今年で創業87年目を迎える紙問屋「庫内」(長田中)内の和紙体験スペース「紙TO和」と和菓子専門店「菓匠庵白穂」がコラボした「和菓子づくり&和紙の紙すき体験」を企画。和紙の原料から紙をすき、押し花を使ったメッセージカード作りを体験した後、和菓子職人の指導で練り切り細工の和菓子を製作。好みの友禅和紙を選んで箱を作り、和菓子ギフトを作る。開催日は10月13日、11月3日。参加費3,780円。
ものづくりでは、機械部品を製造する藤綱合金(高井田本通1)で鋳造現場を体験。銅鏡の砂型を作り、鋳込み作業、型ばらし、切断、粗削りの作業を見学し、自宅で完成できるよう磨き方をレクチャーする。開催日は10月20日・27日、11月10日。参加費5,000円。虹紙製作所(永和3)では、コインケースやペンホルダーなど13種類の中から製品を選び、革小物作り体験を提供する。作りやすいよう考案したオリジナルの道具を使うため初心者でも製作できるという。開催日は10月13日・14日・27日・28日、11月3日・23日~25日。参加費は1,080円~8,100円。
スポーツ・アクティビティーでは、トップチャレンジリーグ・近鉄ライナーズによる「はじめてのラグビー体験」を行う。ラグビーの楽しみ方を伝授し、パスやラインアウト体験などを展開する。開催日は11月11日。参加無料。
プログラムを掲載する公式ガイドブックは、東大阪市役所1階や市内7カ所の行政サービスセンターのほか、大阪難波駅~近鉄奈良駅間の主要駅などに設置する。申し込みが多く実施回数が増えているものやウェブ限定プログラムなどは、ウェブサイトで最新情報を発信する。