大阪歴史博物館友の会が11月16日、枚岡から瓢箪山周辺を巡る歴史探訪東大阪フィールドワークを開催する。
大阪の歴史と文化を楽しみながら学びたい人に向け、見学会や講演会の企画・運営、会報誌の発行などを手掛ける大阪歴史博物館友の会幹事会。ラグビーワールドカップ2019花園開催を契機とし、東大阪市の歴史や文化、産業、ラグビーワールドカップ開催を市外にアピールすることを目的に「東大阪フィールドワーク」シリーズを企画した。
2016年10月には花園・荒本周辺、2017年11月には石切・日下地区、今年4月には小阪地区を巡るフィールドワークを開催。前回は、田辺聖子文学館や司馬遼太郎記念館、帝国キネマ撮影所跡を巡るコースで30人が参加した。
今回のコースは枚岡神社からスタートし、出雲井4号墳、水走氏館跡、東大阪市立郷土博物館、市杵島姫神社、国史跡河内寺跡などを巡った後、東大阪市立埋蔵文化財センター、瓢箪山稲荷神社、瓢箪山古墳を訪れる約4キロのコース。生駒山麓沿いを歩き、大阪平野や大阪市内の高層ビル群を望むことができる。講師は、東大阪文化財を学ぶ会の南光弘会長。昼食とミニ講話は「和食 清水」(希望者のみ)。
同幹事会の西形嘉之さんは「神社、旧跡、博物館を周遊する、風景と環境に恵まれた自然と文化薫るヘルシーなフィールドワークを楽しみましょう」と参加を呼び掛ける。
当日は、近鉄奈良線・枚岡駅に9時集合、14時ごろ解散。参加費用500円(昼食は別途各自支払い)。締め切りは11月15日正午。申し込みは西形さん(TEL 080-5712-7192)まで。