サッカーJFLのFC大阪が3月2日、「街の駅 クレアホール・ふせ」(東大阪市足代北2)で2019シーズンの健闘を誓うキックオフパーティーを開催した。
Jリーグ参入を目指し昨年11月、東大阪市からホームタウンの承認を受けた同クラブ。キックオフパーティーには、野田義和東大阪市長や布施商店街連絡会の加茂守一会長ら関係者、パートナー企業、サポーターら200人以上が出席した。
パーティーでは、出席した関係者らが順に登壇し、加茂会長は「FC大阪と商店街で両輪となって地域の活性化を担っていただければ」、大阪府サッカー協会の赤須陽太郎会長は「東大阪はラグビーの街だがここにサッカーを追加しスポーツの街としていただければ。順調にいけば2021年シーズンからJ3リーグ入りが可能。布施の街からも大きなご支援をいただきたい」とそれぞれあいさつした。
最後には同クラブの疋田晴巳社長が「東大阪は中小企業の街。ガンバやセレッソのようなビッグクラブではない挑戦ができるのではと東大阪をホームタウンにしようと思い、認めてもらって本当にうれしかった。10年以内には、ガンバやセレッソと争えるようなチームになってみせる。東大阪の方が誇れるチームになってみせる」と力強く誓い、大阪締めでパーティーを締めくくった。
パーティー終了後、同クラブの吉澤正登会長は「昨年はキックオフを東大阪ですると想像もできなかった。今日は普段と違う熱量を感じられた。今度はこの熱量をピッチで感じられたら」と話していた。
同日、「街の駅 クレアホール・ふせ」向かいには東大阪オフィス(長堂1)を開設。グッズやチケットを販売するほか、公式戦のライブ配信を行う。インターネット番組のスタジオとしても活用する予定で、吉澤会長は「東大阪を世界に発信するコミュニティースポットにしていければ。皆さまに愛されるクラブ、オフィス作りに励んでいきたい」と意気込む。
開幕戦は3月17日。J-GREEN堺メインフィールドでFC今治と対戦する。