令和元年初日の5月1日、東大阪市役所に婚姻届受付窓口が臨時開設され、朝から婚姻届を提出するカップルが列を作った。
5月1日は、元号が「平成」から「令和」に変わる節目と大安が重なり、深夜0時から臨時窓口が開く9時までに44組が夜間窓口で婚姻届を提出。9時前からは本庁舎1階ロビーが開放され、窓口に提出するカップル30組が受け付けを待った。
臨時開設された窓口では、婚姻届の提出を終えた夫婦に野田義和東大阪市長が記念品を手渡し、市のマスコットキャラクター「トライくん」が「令和」の額を持って記念撮影をするなど、市役所内はお祝いムードに包まれた。
窓口で最初に婚姻届を提出した夫婦は令和初日に結婚したことについて、「覚えやすいのと新しい生活のスタートになるのでいいと思った」と話し、「新しい時代も変わらず過ごしていきたい」「笑顔で過ごしていければ」と笑顔を見せた。同日15時までの婚姻届の提出数は198件だった。
1階ロビーには、1日15時までと7日・8日の9時~17時30分まで、「天皇陛下御譲位及び新天皇陛下御即位慶祝御記帳所」を設置。後日、宮内庁に奉呈する。
※深夜0時から9時までの婚姻届提出数を51組から44組に訂正し、5月1日15時までの提出数を追記しました(5月1日15時40分修正)。