近鉄・布施駅-八戸ノ里駅間と花園中央公園で5月12日、「第42回東大阪市民ふれあい祭り」が開かれる。
1978(昭和53)年に第1回を開催し、今年で42回を数える東大阪市内最大の市民参加イベント。企画・運営する実行委員会メンバーは全員が市民ボランティアで、毎回半年以上前から準備を進めている。
布施駅-八戸ノ里駅間北側の「ふれあい通り会場」では、長瀬川辺りで9時30分からオープニングセレモニーを開催。ハーレーを先頭に48団体が布施駅辺りまでパレードする。沿道では市民団体が約230の模擬店を出店し、布施駅北側の「夢ステージinふせ」、八戸ノ里駅近くのHOS駐車場「ふれあいタウンステージ」では約40団体がダンスや音楽のステージ、河内小阪駅北側の「小阪ステージ」では、学生委員会によるステージを繰り広げる。
花園中央公園会場には約160ブースが出店。「トライくんステージ」「花はなステージ」には約50団体が出演するほか、多目的芝生広場では消防車の展示やスポーツチャンバラ、東大阪TRYプロレス、ものづくりコーナーなどを展開する。
当日は、2017年に「モノづくりひがしおおさか応援大使」に就任した西森洋一さんと大林健二さんのコンビ「モンスターエンジン」が来場。10時15分ごろから「夢ステージinふせ」、13時45分ごろから「花はなステージ」で漫才を披露するほか、11時35分ごろから「小阪ステージ」でのじゃんけん大会に登場する。
5月11日は前夜祭として、花園中央公園のラグビー場前ステージで16時30分から日本民謡や河内音頭のステージ、20時からは市花園ラグビー場のメインスタンドを観客席とする花火大会を30分間行う。花火観覧チケットは、ラグビー場入り口で17時から配布、強風の場合は中止。
昨年の来場者数は、前夜祭が3万6500人、ふれあい祭り当日は大雨洪水警報の発令により14時ごろイベントが中止になったため、ふれあい通り会場約4万人、花園中央会場約3万6000人だった。
12日は、花園中央公園会場で「ラグビーフェスティバル」を同時開催。事前に参加者を募集したタグラグビー教室と大会が行われるほか、申し込みなしで参加できるウィルチェアラグビー体験やラグビーグルメの販売などを行う。
12日の開催時間は、ふれあい通り会場=9時30分~16時、花園中央公園会場=10時~16時。雨天決行。当日は、布施駅-八戸ノ里駅間の北側道路=9時~17時、渋川放出線=9時~正午などが車両通行禁止になる。