「ねじワールドカップ」が5月26日、商業施設「フレスポ東大阪」(東大阪市稲田新町)2階で開かれる。主催は、地域情報サイトを運営する週刊ひがしおおさか(若江本町)。
ものづくりの街・東大阪にある商業施設として、子どもたちにものづくりの楽しさを感じてもらおうと、さまざまなイベントを展開する同施設。
週刊ひがしおおさか代表の前田寛文さんは、ねじ商社のサンコーインダストリー(大阪市)が社内レクリエーションとしてねじを使った競技を行っているのを見て、「いつかショッピングモールでしたい」と思っていた。昨年6月1日の「ねじの日」には、映画「空飛ぶタイヤ」の試写会で1分間にどれだけ高くねじを積み上げることができるかを競う「ねじビルド対決」を行い、その様子を見た同施設担当者が話を持ちかけ、8月に1回目のイベントを開催した。
これまでは単発イベントとして開いていたが、今回は5回の連続開催で、12月にはフレスポ長田(長田中2)でグランドファイナル大会を開催。長いボルトにナットを付けて移動させる時間を競う「ねじ寸(ずん)切り対決」や、小さなねじを箸でつまんで移動させる「ねじすくい対決」、ボルトとナットを組み合わせて長さを競う「ねじビルド対決」など、毎回内容を変え行う。見どころは、「水槽内の小皿にワッシャーを落とせるかを競う新競技のワッシャー落とし」と前田さん。
過去の参加者は幼児から小学校高学年の児童が中心で、カップルで参加する大人もいるという。今回の大会ではニックネームと合言葉を登録するとウェブ上で記録を見ることができ、2回目以降も記録を蓄積。各競技の上位成績者はファイナルに参加できる。
前田さんは「東大阪の地場産業のねじの機能を生かし、ねじをリスペクトしたほかにはないイベント。みんな実はねじが好き。集え、フレスポ東大阪へ」と参加を呼び掛ける。
開催時間は11時~16時。参加対象は3歳以上。参加無料。