プレスリリース

【大阪・関西万博2025】ラテンアメリカ・カリブ海地域24カ国のグリーンバンクCAF、COP30に向けた取り組みやNTTデータとのMOU署名式を含むパビリオン横断型イベントを開催

リリース発行企業:CAF ラテンアメリカ・カリブ海開発銀行

情報提供:


MOUに署名するNTTデータとCAF(写真左)NTTデータ 米州国際機関担当マネージングパートナー、法定代理人 カルロス・ルスリアガ氏(写真右)CAF グローバルパートナーシップ担当ディレクター ワゴー・ロハス・ヒロシ


において「ラテンアメリカとカリブ海―解決策の地域」をテーマに一連のプログラムを展開し、同地域が持つ潜在力を紹介しました。同地域は世界の60%以上の生物多様性を誇り、豊かな文化や急成長するイノベーション基盤を有する一方、多様な課題にも直面しています。CAFは、24カ国が加盟するグリーンバンクとして、持続可能な未来社会の設計に向けた提案を発信し、「課題」と「解決策」の両面を備える地域の姿を示しました。

スペイン館副政府代表パウラ・イサベル・ルーレ=リンホフ・カリオン氏による開会挨拶

CAF 生物多様性・気候技術顧問局長 イグナシオ・ロレンソがアマゾン地域の保全に向けた持続可能な取り組みを紹介

スペイン館からNTT館まで:パビリオン横断型の取り組みとMOU署名式
CAFは、複数の国・地域パビリオンと連携してイベントを実施しました。スペイン館では「スペインとラテンアメリカ&カリブ:持続可能な未来のためのパートナー」と題し、革新的資金調達や生物多様性・海洋保護をめぐるプレゼンテーションを実施。NTT館ではCAFとNTTデータによるMOU署名式が行われました。この合意を通じ、両機関はデジタルトランスフォーメーション、AI、戦略的生態系保護、気候資金のためのデジタルプラットフォーム開発などで新たな共同イニシアティブを展開していきます。

トークショーの様子(左から:在日コロンビア大使館 商務参事官 フアン・カミロ・ゴメス氏、CAF 生物多様性・気候ディレクター イグナシオ・ロレンソ氏、コロンビアコーヒー生産者連合 日本事務所 グリーンコーヒーマネージャー サンティアゴ・サボガル氏、PROCOLOMBIA Japan 貿易アドバイザー カレン・ゴンサレス・ウルビナ氏)

ベルナルド・アマラル氏=大阪・関西万博2025 ポルトガル館ディレクターによる歓迎挨拶

アマゾン保全、コロンビアコーヒー、ブルーエコノミーを強調
ブラジル館では「アマゾニア:生きた遺産、共有された未来のための保全」をテーマに、アマゾン生物群系の重要性を訴える映像展示やCOP30に向けた取り組みを紹介。コロンビア館前ではCAFがコロンビアコーヒー生産者連合やコロンビア大使館商務部(ProColombia)とともに「地域コーヒーと持続可能性」に関する公開トークショーを行い、スペシャルティコーヒーの試飲で締めくくられました。さらにポルトガル館では「生きる海:ブルーフューチャーのための協力」と題し、海洋保護や沿岸生態系の持続可能な管理、気候変動へのレジリエンスをめぐる議論が展開されました。

CAFグローバルパートナーシップ担当ディレクター、ワゴー・ロハス・ヒロシのコメント:
「グリーンバンクとして私たちは、気候変動対策やエネルギー転換といったSDGsの重要課題に具体的に取り組んできました。大阪・関西万博のテーマ『いのち輝く未来社会のデザイン』は、まさにCAFのビジョンそのものです。この舞台を通じて世界と共有した経験を、新たな協力と未来社会づくりにつなげていきたいと考えています。」

ラテンアメリカ開発銀行(CAF)について:
CAFは、ラテンアメリカおよびカリブ海地域の24カ国に加え、スペインとポルトガル、さらに地域の金融機関や民間銀行から構成される多国間開発銀行です。その使命は、持続可能な開発と地域統合を推進し、同地域に暮らす人々の生活の質を高めることにあります。地域の「グリーンバンク」として、CAFは公共・民間両部門に金融サービスや技術支援を提供し、エネルギー転換、持続可能かつデジタルな変革、気候変動対策、社会的包摂といった分野で知識・投資・協力を動員しています。
詳細は www.caf.com をご覧ください。
d170874-1-51769afe88f5ae0285566e5bc868abc4.pdf

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