プレスリリース

【越境ECフェス2024 開催レポート】グローバル市場のトレンドと戦略を徹底解説。越境ECにまつわる11企業が一挙に集結。

リリース発行企業:株式会社ワサビ

情報提供:




株式会社ワサビ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:大久保裕史)は、2024年8月30日に越境ECの最新トレンドを1日で知ることができるオンラインセミナー「越境ECフェス2024」を開催致しました。250名様以上のお申し込みを頂き、セミナー合間でのQ&Aコーナーでは多くの質問が飛び交うなど、参加者からの関心の高さがうかがえました。
本セミナーの開催レポートでは越境ECに関わる11社の登壇内容をピックアップしてご紹介致します。
当日のプログラム
ショッピージャパン株式会社 13:04~



日本越境EC 事業開発コンサルタント
小畑 裕樹 氏

越境ECフェス2024のトップバッターは、ショッピージャパンの小畑氏。
東南アジアと日本のEC市場規模の違いとして、コア層の違いが挙げられました。
少子高齢化が進む日本と異なり、東南アジアでは15-64歳のコア層が3.8億人と若年層が圧倒的に多く、今後の需要が高まると予想。
今後、東南アジアをターゲットにしていく理由として以下の4つが挙げられました。
・経済成長率
・物価の上昇
・インバウンドの需要回復、ブルーオーシャン
・円安

またSLSでの物流の流れや、日本のセラーが利用できる販促キャンペーンの詳細が伝えられました。
マーケットの最新情報はSEH(Shopee Seller Education Hub)で随時発信中とのことです。
https://shopee.jp/edu/home
興味のある人はぜひご覧ください。
ショッピージャパン株式会社の公式サイトはこちら
トランスコスモス株式会社 13:27~



グローバルEC・ダイレクトセールス推進本部
セールス&マーケティング1部 部長
小華和 圭 氏

トランスコスモス株式会社の小華和氏からは、
ブランド展開型越境ビジネスにおける従来型からの拡張
リユース越境事例にみるリテール型越境モデルのご紹介
の2つのアジェンダから紹介が始まり、
中国のライブコマース事情や中国経済事情が語られました。
また今後の展望についてはインバウンド消費に再注目しており、今こそロイヤリティとCRMを強化すべきと述べられました。
インバウンド消費を含むエコシステム構築や、新しいターゲットへ訴求するコンテンツ活用などを通して、販売者に新たな需要を獲得してほしいという熱い思いが窺えました。
またリユースの越境ECについては、CCICと協力しながら、アリババSystemと連携した独自システムを展開。
実際にいくつかの事例を交えながら、リテール型越境モデルの伸び代が語られました。
Payoneer Japan株式会社 13:49~



パートナーシップリード
高浦 進 氏

3番目に登壇したのは、越境ECには欠かせない決済サービスのペイオニアです。
高浦氏からは、今回の越境ECフェスに登壇しているeBay、Coupang、Shopee、JOOMをはじめとして、多数の越境ECモールと連携を行っている旨が語られました。
海外で発生した売上を日本円で日本に送金する場合、様々な手数料や手続きが必要となります。
ペイオニアのサービスを利用することで海外マーケットプレイスから日本円での入金が可能となるため、越境ECにチャレンジする際には欠かせないサービスとなりそうです。

Payoneer公式サイトはこちら

独立行政法人 日本貿易振興機構(ジェトロ)14:00~



大阪本部 海外ビジネス推進課 課長代理
太田 真之 氏

Aグループ最後は独立行政法人 日本貿易振興機構(ジェトロ)太田氏から、オンラインで始める海外販路開拓サービスが紹介されました。
米国/英国Amazonへの出品支援プログラム「JAPAN STORE」について、プログラム内容や申し込み方法などが解説されました。
また、 ジェトロが招待したバイヤーとのビジネスマッチングサービス「JAPAN STREET」についても解説。海外のバイヤーと繋がりたいが一歩踏み出せない国内事業者に対して、ジェトロが海外のバイヤーを繋ぐ潤滑油のような役割をしてくれるサービスです。
商品をJAPAN STREETに登録すると、オンラインカタログサイトに商品が掲載され、海外のバイヤーに商品を紹介することができる仕組みとなっています。海外バイヤーとのやり取りはジェトロを介して行われるため、直接のやり取りは発生しません。
また、海外バイヤーとの商談には要望に応じてジェトロや通訳が同席するため、海外販路開拓へのハードルが下がるサービスとなっていました。

独立行政法人 日本貿易振興機構(ジェトロ)公式サイトはこちら
ここまでの登壇企業へのQ&A 14:16~
ショッピージャパン株式会社、トランスコスモス株式会社、Payoneer Japan株式会社、独立行政法人 日本貿易振興機構(ジェトロ)へ、参加者から多くの質問が寄せられました。




※Q&Aの内容は参加者様へ向けて、未回答のQ&Aも含めた内容を後日共有予定です。
この記事内では、内容は割愛させていただきます。
イーベイ・ジャパン株式会社 14:40~



カテゴリーマネージメント部
ビジネスデベロップメント マネージャー
篠原 星 氏

来年で30周年を迎える、世界最大のプラットフォームと言われているeBay。
全体取引の66%をリユース製品が占めており、これから越境ECを始めたい方に向けて、篠原氏から売上が好調なカテゴリーの紹介や日本のECと越境ECの違いやポイントが語られました。
また、すでに越境ECを始めている方向けには複数国へ出品が可能なeBaymag、越境ECのシステム連携、真贋サービスなど幅広く紹介。
ウェビナー参加者に向けて申し込みからサポート体制について詳しく説明が行われました。
最後には、越境ECには大切な消費税還付についても解説されました。

eBay公式サイトはこちら
アリババ株式会社 15:01~



グローバルB2B事業部・セールスエグゼクティブ
須藤 雄紀 氏

続いては、EC事業者なら1度は聞いたことがあるアリババです。
中国のイメージが強いアリババですが、今回須藤氏からはあえて中国向けBtoCサービスではなく、
24時間365日バイヤーと繋がれる、全世界向けBtoBプラットフォームのサービスが紹介されました。
オンライン海外展示会の問い合わせランキング上位はアメリカ、欧州、東南アジアの国々です。
中東やアフリカ、南米からの問い合わせも増えています。
BtoBとBtoCへの販売の違いについて、実例を交えながら解説となりました。
後半ではBtoBのEC市場やGDPが市場に与える需要の変動についての解説、予想外の出会いからバイヤーニーズに対応した事例・バイヤーと協力して海外ニーズに応えた事例などが参加者へ伝えられました。

アリババ公式サイトはこちら
ZenGroup株式会社 15:20~



代表取締役
コーピル・オレクサンドル 氏

登録ユーザー240万人、発送実績175ヶ国のZenGroupからは、代表取締役のコーピル氏より、売れる商品を見つけるポイントなどを実例を交えて出し惜しみなく語られました。
希少性が高く購入コストが低い商品、ハイブランドのリユース品などの商材や配送料について、後半では「越境ECの配送コストを下げるためにZen groupの提供する配送サービスを活用して欲しい」とウェビナー参加者へ向けて述べられました。

Zen group公式サイトはこちら

ここまでの登壇企業へのQ&A 15:42~
イーベイ・ジャパン株式会社、アリババ株式会社、ZenGroup株式会社へ、参加者から質問が寄せられました。
※Q&Aの内容は参加者様へ向けて、未回答のQ&Aも含めた内容を後日共有予定です。
この記事内では、内容は割愛させていただきます。




Shopify Japan株式会社 16:05~(動画出演)



パートナーシップマネージャー
熊澤 絵那 氏

今回は動画での参加となった熊澤氏。
Shopifyを活用して行う越境ECの全貌と題して、ECプラットフォームについてどこよりもCVが高く独自の機能や拡張機能の多さをアピールしました。
越境販売だと感じさせないよう、お客様ファーストのショップを作成することが重要であり、マーケットごとにドメイン戦略や為替レート調整が可能で、シームレスな運用ができます。
さらにShopifyのエコシステムとのパートナーシップを結ぶことで、より専門的な分野に対応できると語られました。
Shopifyの実店舗向けソリューションである「Shopify POS」を越境ビジネスでも活用し、オフライン、オンラインのECマーケティングも可能になっているのでぜひ使って頂きたいとの事でした。

Shopify公式サイトはこちら

Joom 16:30~



シニア・アカウント・マネージャー
チトワ・アナスタシア(ナスチャ) 氏

ヨーロッパで急成長している越境ECモールのJOOM。
100カ国以上のユーザーに利用され、20か国以上で越境ECアプリのTOP3にランクインしています。
登壇したチトワ・アナスタシア(ナスチャ) 氏からは、新品・リユース品ともに販売が可能、JOOM全体では特にレディースファッションが人気のカテゴリと語られました。
日本セラーから出品される商品で人気のカテゴリは、アニメグッズ、腕時計、化粧品、健康食品、中古品のゲーム機との事。
さらに日本からの出品をアピールするアイコンを使用できることから、他国の出品者と差別化できる点が強みとの事でした。
広告宣伝費や為替リスクを含む落札手数料15%(※電化製品の場合は5~8%)を支払うだけで、越境ECが始められるシステムです。
今後の急成長が楽しみな越境ECモールの一つとなりそうです。
ワサビ公式サイトにも紹介記事がございます。ぜひご覧ください。

Joom公式サイトはこちら
Coupang 16:54~



グローバルマーケットプレイス シニアアカウントマネージャー
金 英智(キム・スージー) 氏




ジャパンコンシューマーダイレクト・プリンシパル ブランドマネジメント
小野 時男 氏

「Coupangのない生活は考えられない」を目標に、韓国を中心に越境ECを展開している同社。
スージー氏と小野氏から、日本から韓国へチャレンジする際のポイントについて語られました。
買取モデル、マーケットプレイスモデル、フルフィルメントモデルの3つビジネスモデルの中から、3月にローンチされた日本から韓国のエンドユーザーへ向けてのサービス「ロケット越境EC」について紹介。
「ロケット越境EC」はCoupangの倉庫に商品を入れて管理することで、韓国への発送も3日で届けることが可能な物流システムとなっています。
エンドユーザーへ送付する際にリードタイムなどの心配がないため、韓国への越境ECにチャレンジする際は候補の一つに入れて頂きたいマーケットプレイスです。

Coupang公式サイトはこちら
株式会社ワサビ 17:15~



広報・システムサポート部
間所 響子 氏

0円から始められる越境ECということでEC一元管理システム「ワサビスイッチライト」を紹介しました。ワサビスイッチライトは初期費用0円でスタートでき、従量課金制で売上の5%(2024年9月現在)をお支払いしていただくプランです。
海外、国内問わず30モール以上に出品することが可能なのでこれから販路を広げていきたい。という方におすすめのシステムとなっております。




営業企画部・WASABIプロジェクト責任者
坂田 佳菜女 氏

越境ECのモールのアカウントを作成するのも面倒、海外へ発送することへのハードルが高い。
そんな方におすすめのワサビのサービス、丸投げ型越境EC販売「WASABIプロジェクト」
商品を登録し、売れた時のみ20%の手数料(2024年9月現在)を支払うだけで受注対応や海外発送は「WASABIプロジェクト」が対応する。
越境ECへのハードルが高いと感じている方へ、越境ECへ挑戦するはじめの一歩として使って頂きたいと思っています。
ここまでの登壇企業へのQ&A 17:35~
Joom、Coupang、株式会社ワサビに参加者から質問が寄せられました。
※動画出演のshopifyを除く
※Q&Aの内容は参加者様へ向けて、未回答のQ&Aも含めた内容を後日共有予定です。
この記事内では、内容は割愛させていただきます。



開催後アンケートの感想ご紹介
・BtoBの説明が多かったように感じたが、一度にこれだけの越境ECを行っておられる企業様からお話が聞けたことは非常に良かった。

・初めから聞きたかったです。再度リアルを開催してほしいです。

・各企業様のお話を聞いて越境ECについて、深く理解ができこれからの日本において必要になっていくものだということが分かりました。


株式会社ワサビについて
海外販売向けコンサルティングを始めとした越境EC向けECソリューション事業を展開。日本が扱う質の良い商品を、海外で効率的に販売できる国内外EC管理システムを開発、運用しています。
リユース業界のさらなる発展を促し、リユース・リサイクルビジネスを通じて、環境・経済ともに持続可能な社会を目指すイベント「リユースフェス」の事務局を務めるなど、イベント運営にも力を入れています。

会社名:株式会社ワサビ
代表者:大久保裕史
所在地:大阪府大阪市北区大深町3番1号 グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル コラボオフィス8階K812号室
電話番号:050-5838-3170
URL:https://wasabi-inc.biz/

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