大阪・関西万博 アラブ首長国連邦館（以下、「UAEパビリオン」）は、世界の万博参加者にUAEの豊かな食文化を紹介する特別イベント「UAEの味覚をめぐる一週間の旅」を本日から実施いたします。本イベントは、UAEを代表する料理教育機関「ICCA（International Centre for Culinary Arts）」が主催し、世界的にも注目される若手エミラティ（UAEの）シェフが週替わりで登場。伝統的なエミラティ料理に現代的な感性を融合させた、五感で味わう体験をご提供します。



　第1週目となる5月26日（月）～6月1日（日）には、ICCAアブダビ校を卒業した初のエミラティ女性シェフ、マイサ・アル・シャムシ（Chef Maitha Al Shamsi）が登場。ザイード空港にて、UAEを代表するケータリング企業キャピタル・ケータリング・プラス（Capital Catering+）のシェフとして活躍中の彼女が、UAEの食文化の魅力を語りながら、目の前で本場の料理を仕上げます。調理後には、ご来場者にご試食いただける貴重な機会もございます。
　なお、「UAEの味覚をめぐる一週間の旅」は全5回にわたり、以下のスケジュールで実施予定です。
【開催スケジュール予定】

第1回：5月26日（月）～6月1日（日）
26日17時の回、18時の回、27～1日16時時の回、17時の回

マイサ・アル・シャムシ シェフ（Chef Maitha Al Shamsi）

イベント初日、観客の前でデモンストレーションをするシャムシシェフ
ICCAアブダビ・アカデミーを卒業した初のエミラティシェフであり、現在ではエミラティ料理界を代表するシェフの一人として、目覚ましい活躍を見せている。ザイード空港にて、UAEを代表するケータリング企業キャピタル・ケータリング・プラス（Capital Catering+）のエミラティシェフとして腕を振るう。エミラティ料理と世界各国の料理の両方に情熱を注ぐ彼女は、ICCAアカデミーでの高度な教育を活かし、伝統的なエミラティ料理に国際的な要素と現代的な感性を加えた、創造的な料理を提供。




本日の「UAEの味覚をめぐる一週間の旅」の様子

第2回：6月30日（月）～7月6日（日）

ムハンマド・アル・バンナ シェフ（Chef Mohamed Al Banna）

UAEを代表する実業家兼シェフ。人気レストランブランド「Al Banoosh（アル・バヌーシュ）」および「Banna Brothers（バンナ・ブラザーズ）」の創業者として知られ、UAE国内外で注目を集めるフードエンタープレナー。伝統的なエミラティ料理に現代的なアプローチを取り入れ、幅広い世代に愛される料理を提供。シェフとしてだけでなく、UAEの食文化を広める文化大使的な役割も担っている。

第3回：7月28日（月）～8月3日（日）

カリファ・アル・オタイバ シェフ（Chef Khalifa Al Otaiba）

わずか16歳にして注目を集める若手エミラティシェフ。現在、ICCAアブダビ（International Centre for Culinary Arts Abu Dhabi）で専門的な料理教育を受けており、将来を期待される次世代の料理人。伝統的なエミラティ料理に対する情熱と、若い感性を活かした革新的な発想で、UAEの食文化に新たな風を吹き込んでいる。

第4回：8月18日（月）～8月24日（日）

アムナ・アル・ハシミ シェフ（Chef Amna Al Hashemi）

UAEを代表する女性シェフのひとりであり、人気レストランブランド「Mitts & Trays（ミッツ・アンド・トレイズ）」および「Another One（アナザー・ワン）」の創業者。家庭の温もりと洗練された美的感覚を融合させた料理スタイルで高い評価を受けており、女性起業家としても注目されている。伝統的なエミラティの味を守りながら、現代的でスタイリッシュな表現を取り入れた料理を展開し、UAEの食文化を国内外に発信。

第5回：9月8日（月）～9月14日（日）

ナブハン・イブラヒム シェフ（Chef Nabhan Ibrahim）

UAE発の人気レストランブランド「Al Banoosh（アル・バヌーシュ）」および「Banna Brothers（バンナ・ブラザーズ）」の共同創業者であり、UAEの食文化を革新するシェフのひとり。伝統的なエミラティ料理をベースに、グローバルな感性と現代的なアレンジを加えた創造的な料理スタイルが特徴。若い世代を中心に高い人気を集めており、UAEの食の未来を担うキーパーソンとして国内外で注目されている。


　本イベントは、どなたでもご参加いただけます。1日につき2回、各1時間のセッションが予定されており、各回の定員は30名です。現在のところ、UAEパビリオン内での当日受付制となっております。第2回目以降の開催時間につきましては、パビリオン内の掲示板にてご案内いたしますので、ご来場の際にご確認ください。

※イベントの内容・日時・出演シェフは、予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

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UAE万博事務局について
　UAE万博事務局は、人々・アイデア・イノベーションを結集し、グローバルな進歩に貢献することを
目的とした国家的プラットフォームです。サラマ・ビント・ハムダン・アル・ナヒヤーン財団の支援のもとに設立され、UAE外務省の管轄下で運営されており、現在は2025年大阪・関西万博をはじめとする国際博覧会におけるUAEの戦略的参加を主導しています。
　このオフィスは、「人とイノベーションの力で人類が直面する課題に取り組む」という明確な使命のもとに創設されました。前向きな姿勢、開かれた精神、高い志、そして困難を乗り越える強さという価値観に導かれながら、世代や文化、分野を越えて共感と連携を生み出す、魅力的で意義ある体験を創出しています。
　キュレーションされたプログラムと戦略的パートナーシップを通じて、UAE 万博事務局は、教育、
医療、サステナビリティ、宇宙探査といった分野における進歩を加速させる環境を創出し、世界中の人々をつなぎ、解決策の創出を促しています。これにより、各万博が掲げる包括的な目標への貢献を
果たすとともに、UAEならではの価値あるコンテンツやアイデア、取り組みを生み出し、国としての
存在感を高めています。
　2025年の大阪・関西万博では、来場者一人ひとりの出会いの中に、喜び、好奇心、そして協働の精神を届けることを目指しています。その活動の根底にあるのは、すべての人々を包摂するグローバルな
発展を目指すUAEのビジョン。UAE万博事務局のプログラムは、「大地から天空へ（Earth to Ether）」というテーマのもと、新たな思考、共通の目的意識、そして協調による前進を後押しします。

2025年大阪・関西万博におけるUAEパビリオンについて
　「大地から天空へ（Earth to Ether）」をテーマとするUAEパビリオンでは、価値観や文化的遺産から最先端のイノベーションに至るまで、UAEの物語を五感で体験いただける没入型の空間をご用意しています。宇宙探査の先駆者、医療の変革を促す担い手、そして持続可能性の実現に取り組む守り手たちの姿を、日本人およびエミラティのユースアンバサダーがご案内します。伝統と先端技術を融合し、グローバルな課題解決に挑むUAEの現在を、ぜひご体感ください。私たちとともに「大地から天空へ」と進む、すべての命の繁栄に向けた協調の旅へ。
　パビリオンの建築は、UAEを象徴するナツメヤシの木に着想を得て、伝統的なエミラティ建築様式「アリーシュ」を再解釈したものです。ナツメヤシの農業廃棄物と日本の匠の木工技術を融合することで、UAEと日本の文化が協働の精神のもとに結びついています。
　1970年の大阪万博への初出展から、2020年のドバイ万博の開催に至るまで、UAEは世界とともに未来を切り拓く取り組みを重ねてきました。再び大阪の地に戻る今、私たちは、伝統がいかに進歩を生み出し、可能性の限界を押し広げる原動力となるかを体現します。UAEの遺産が、持続的なインパクトをもたらす未来の礎となる姿を、ぜひご覧ください。
　また、館内では本格的なエミラティ料理を楽しめるレストランや、UAEを拠点とするクリエイターによる厳選アイテムを取り揃えたショップ、さまざまなプログラムが展開されるワークショップスペースも併設しています。
　UAEパビリオン「大地から天空へ」は、エンパワーリングゾーン内、日本館およびEXPOホール「シャインハット」近くに位置しています。2025年4月13日から10月13日までの万博会期中、毎日午前9時から午後9時まで一般公開しています。

パビリオンの詳細は、公式ウェブサイト (https://uaepavilionexpo.com) をご覧ください。

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