プレスリリース

【EXPO2025大阪・関西万博】最終週末に中高生起業家が社会課題解決に挑戦

リリース発行企業:株式会社Meta Osaka

情報提供:

 デジタル空間やeスポーツを活用して地域課題を解決する株式会社Meta Osaka(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:毛利英昭、以下Meta Osaka)は、2025年10月11日(土)、大阪・関西万博の最終週末に、10~18歳の起業家による社会課題解決プロジェクト発表会「 YOUNG IMPACT(ヤング インパクト)」を開催いたします。本イベントは従来の「発表して終わり」のピッチコンテストではなく、選出された若者に対して一年間にわたる継続的なメンタリングと実践支援を提供する、新しい形の次世代リーダー育成プログラムです。



企画背景

10代の9割が「社会課題に関心」も、実際に行動するのは半数以下
──支援者不足で広がる「関心と行動のギャップ」

 株式会社電通の調査(※1)によると、10代のSDGs認知率は91.6%と非常に高く、社会課題への強い関心を示しています。しかし、消費者庁の調査(※2)では、その43.3%が「興味はあるが行動していない」と回答しており、関心と実際の行動の間に大きなギャップが存在することが明らかになっています。さらに内閣府の「子供・若者インデックスボード」(※3)では、何でも相談できる人が「どこにもいない」若者が12.4%に上り、特に地域で相談できる人がいる若者はわずか9.9%にとどまっています。また、同調査では相談できる場所が多い若者ほど自己肯定感や社会貢献意欲が高いことも明らかになっています。つまり、日本の若者は社会課題への高い関心を持ちながらも、それを実際の行動に移すための「場」と「支援者」が圧倒的に不足しているのが現状です。

 私たちが企画した「 YOUNG IMPACT」は、この社会課題の解決を目指しています。従来の「発表して終わり」のピッチコンテストではなく、継続的な支援とメンタリングにより、若者の関心を具体的な社会変革の行動につなげる新しい仕組みです。

 累計6万人が参加した「こども万博」での経験を通じて、私たちは子どもたちの可能性の大きさと同時に、それを現実に変えるためのサポート体制の必要性を痛感してきました。大阪・関西万博という歴史的な舞台の最終週末に、この新しい挑戦をスタートさせることで、日本の若者が持つ潜在能力を社会課題解決の力に変えていきたいと考えています。
※1:株式会社電通『第6回 SDGsに関する生活者調査』(2023年)
※2:消費者庁『令和4年版消費者白書』第1部第2章第3節(2022年)
※3:内閣府『子供・若者インデックスボード ver.4.0』(2023年)

STARs(確定出場者)紹介

鈴木聡真さん(17歳)・杏さん(14歳)ーLincable取締役群馬県在住の鈴木聡真さん(当時12歳)と妹の杏さん(当時10歳)は、新型コロナ禍で「ロヒンギャ難民」の現状を知り、支援への思いを強めました。2020年8月、「僕たち私たちにできること」プロジェクトでクラウドファンディングを開始。10万円の目標に対し、1,118人から300万円超の支援を獲得し、文房具や毛布、サッカーボールなどを難民キャンプへ届けました。2023年には実際に現地を訪れ、子どもたちに直接支援を届けるなど、小学生とは思えない実行力で国際的な社会課題解決に取り組んでいます。



鈴木聡真さん(左)・杏さん(右)

齋藤悟さん(14歳)空気や水が綺麗で自然が美しい京都府南丹市美山町在住の齋藤悟さんは、駅もビルもない田舎で育ちながら、「田舎に住んでいても世界に挑戦できる未来をつくること」を夢に掲げています。プログラミング系のゲームやマインクラフトに熱中してきた齋藤さんは、地元で開催されたゲームクリエイターキャンプに参加し、チームでアスレチックゲームを制作。制作過程でアイデアを出し合いながら選択肢が広がっていく楽しさを実感し、ゲームをプレイする側からつくる側、そして次は自らが得た知識を活かして教える側へと意識が変化していきました。今後は子ども講師として子どもたちにゲーム制作を教える活動を展開し、全国に仲間をつくりこの活動を広げることを目指しています。



齋藤悟さん

YOUNG IMPACT継続プログラム詳細

従来の「発表して終わり」から脱却、1年間の実践支援システム
YOUNG IMPACTは、単発のプレゼン大会ではなく、選出された若者を「STARs(スターズ)1期生」として1年間継続的に支援する、これまでにない次世代リーダー育成プログラムです。経営者や専門家によるメンタリング、実践的な事業支援、同世代との切磋琢磨の場を通じて、若者の「想い」を確実に「社会変革の行動」へと導きます。
■支援内容
- 個別メンタリング: 各分野の経営者・専門家による月1回の個別指導
- 資金調達支援: クラウドファンディングや助成金申請のサポート
- ネットワーク提供: 企業・自治体・NPOとの連携機会
- 広報支援: メディア露出やSNS発信のバックアップ
- 仲間づくり: 同世代チェンジメーカーとの継続的な交流

■Dream Partner(メンター):実力派経営者が直接指導、若者の挑戦を実践的にサポート
- 淡野 文孝(アクティオ株式会社 代表取締役社長)
- 西崎 康平(トゥモローゲート株式会社 代表取締役)
- 毛利 英昭(株式会社Meta Osaka 代表取締役)
他(※50音順)

■2025年度スケジュール ※準備フェーズ
10月11日: EXPO2025大阪・関西万博でのステージ発表
11月: STARsとの個別壁打ち会(2026年度チャレンジ企画の具体化)
12月: 2026年インパクトチャレンジ決定・発表会(オンライン)
12月: メンター交流会@大阪(TOMORROW GATE社にて)
■2026年度スケジュール ※実践支援フェーズ
1月: 各STARsのプロジェクト本格始動・メンター決定
6月: 中間報告会・メンター交流会(第2回)
7月: STARs合宿(リアル集合での集中支援)
11月: YOUNG IMPACT2期生大会での成果発表
12月: 1期生プロジェクト最終報告会
【開催概要】
イベント名: YOUNG IMPACT - 若者の社会起業に向けた取り組みの支援
大会テーマ:「社会課題に立ち向かう次世代リーダーの発掘」
開催日時:2025年10月11日(土)12:45~13:45
会場: EXPOメッセ「WASSE」
主催:こども万博実行委員会(株式会社Meta Osaka・株式会社こどもCandy)
対象者:U-18世代(2026年4月1日時点で10歳~18歳以下)
参加費:無料

※「 YOUNG IMPACT」は未来のトビラをひらく「こども万博」のプログラムの一環で開催します。
未来のトビラをひらく「こども万博」詳細

Dream Partner(指導陣)代表コメント

トゥモローゲート株式会社 西崎康平氏「 YOUNG IMPACT」に関わらせていただけること、大変嬉しく思います。私は「子どもたちの将来に繋がるきっかけを届けたい」という想いから、2019年より「小学生インターン」などの取り組みを開始。その背景には「もっと早く将来を考えていれば」という私自身の後悔があります。こうした課題は多くの若者に共通しており、だからこそ社会全体でキャリア教育を広げていく必要があると考えます。今回の取り組みが、若者の関心を持続的な「行動」へ変えるきっかけとなり、皆さんの挑戦が社会を動かす“インパクト”となることを心から楽しみにしています。



トゥモローゲート株式会社 西崎康平氏

こども万博実行委員長 手塚麻里コメントこども万博は、子どもたちが「夢を見つける」「面白さに出会う」場所として続けてきました。そして YOUNG IMPACTは、その次のステップとして、そこで芽生えた関心や想いを「社会を動かす挑戦」へとつなげていく取り組みです。
単なる「発表の場」で終わるのではなく、大人たちが伴走しながら若者の挑戦を支え、次のアクションへとつなげていきます。やがて支援を受けた若者が次世代のメンターとなり、応援と挑戦が循環する――そんな持続可能な繋がりを広げていきたいと考えています。



こども万博実行委員長 手塚麻里

Meta Osaka 代表取締役 毛利英昭コメント私自身、『大阪を世界一おもろい都市に』という大きな夢を掲げて会社を立ち上げ、多くの方々に支えられながらここまで来ました。起業や社会課題解決は一人では決して成し遂げられません。 YOUNG IMPACTでは、選出されたSTARsたちが持つ情熱とアイデアを、私たちの経験とネットワークで全力でサポートします。
彼らの挑戦が単なる『体験』で終わらず、本当に社会を変える『実績』になるまで、メンター陣一同、継続的に伴走していきます。若い世代の無限の可能性を、一緒に現実のものにしていきましょう。



Meta Osaka 代表取締役 毛利英昭

企業概要

会社名:株式会社Meta Osaka
代表者:毛利英昭
所在地:大阪市中央区難波5-1-60 なんばスカイオ 27F
設立:2023年9月1日
事業内容:オリジナルメタバースの開発・制作/メタバース関連技術を活用した広告代理業務およびコンサル業務/デジタルツイン(リアルとメタバースを融合した)のイベント企画・運営/地方自治体や地域の課題解決や経済活性化のためのコンサル業務
公式サイト:https://www.meta-osaka.co.jp/

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