一年間のさまざまな出来事を笑い飛ばし新年の開運を願う「注連縄掛(しめかけ)神事」(通称=お笑い神事)が12月23日、東大阪市の枚岡神社で執り行われた。
天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸に隠れた際、神々の笑い声が気になり出てきたところ、戻らないようにしめ縄を張り渡した、しめ縄の起源とされる天の岩戸開きの神話にちなんだ同神事。毎年、新しいしめ縄に掛け替えた後に行う神事で、笑うことで新しい年に福を呼び込む神事として行われている。
神事では、おはらい、中東宮司の祝詞奏上の後、宮司の「アッハッハー」の声に続き、参拝客らも3回高笑い。その後、宮司が天の岩戸開きや笑いについて話した後、参拝客と共に20分間、大笑いした。