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花園近鉄ライナーズ、東大阪市内14校で小学生の登校見守り活動

児童が車道に出ないように誘導するクウェイド・クーパー選手

児童が車道に出ないように誘導するクウェイド・クーパー選手

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 ジャパンラグビーリーグワンの花園近鉄ライナーズ(以下、ライナーズ)の選手とスタッフが10月8日、小学生の登校を見守る「スマイル愛ガード運動」に参加した。

交通量の多い横断歩道で誘導する井上優士選手

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 「地域の子どもは地域で守る」「子どもの安全はみんなで」を合言葉に、2005(平成17)年に始まった「愛ガード運動」。東大阪市内の学校・家庭・地域が連携して児童の登下校時の見守りや通学路などの見回り、交通安全啓発などのボランティア活動を行っている。

 ライナーズは、児童が愛ガード協力員に感謝を伝える交流イベントに10年以上前から参加しており、2021年からは主体的にチームで取り組もうと、「スマイル愛ガード運動」と名付けてチーム全体で愛ガード運動に参加している。

 10月8日は選手60人とスタッフ38人が参加。教職員や地域の愛ガード協力員と共に、東大阪市内の小学校14校に通う児童の登校を見守った。東大阪市花園ラグビー場近くの英田(あかだ)南小学校の同活動には、井上優士選手、松岡勇選手、菅原貴人選手、ジェド・ブラウン選手、クウェイド・クーパー選手とスタッフが参加し、クーパー選手は黄色い旗を振って誘導しながら「おはようございます」「How are you?」などと声を掛け、グータッチを交わすなど児童たちと交流していた。

 10月12日~14日は、東大阪市花園ラグビー場で高校ラグビーOBチームの大会「マスターズ花園2024」が開催され、12日15時から「スペシャルマッチ」として、ライナーズ対レッドハリケーンズ大阪の試合を行う。見守り活動を終え、松岡選手は「子どもたちが元気よくあいさつをしてくれて、僕らも元気をもらえた。地域の人に応援してもらえるようなプレーをしたい」、井上選手は「試合に出た時に、チームにインパクトを与えられるプレーをしていきたい。今シーズン初めてのホームゲーム。多くの人に見にきてもらえたら今シーズン初勝利への力になるので、会場で応援してほしい」と話す。

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