「ねじ」に焦点を当てたイベント「東大阪ねじフェス in 長田」が6月7日、商業施設「フレスポ長田」（東大阪市長田中2）で開催される。

本物のねじを使って競技を行う

　地域情報サイト「週刊ひがしおおさか」（若江本町）と同施設が、ものづくりのまち東大阪で子どもたちにものづくりの楽しさを感じてもらおうと企画し、2018（平成30）年から行っている同イベント。東大阪周辺で作られたねじを使う競技大会「ねじワールドカップ」をフレスポ東大阪（稲田新町）で、ゲストを招いて開く拡大版の「ねじフェス」をフレスポ長田で毎年開催している。

　当日は、長いボルトにナットを通すタイムを競う「寸切り（ずんぎり）対決」や、制限時間内にボルトとナットの組み合わせをいくつ作ることができるかを競う「ねじビルド」など、5競技を用意。5競技すべてに参加すると、本物のねじが当たる「ねじガチャ」を回すことができる。今回は拡大版として、東大阪と周辺地域で製造されるねじを展示するほか、ねじにまつわる問題を出題し、全問正解でねじを進呈する「ねじクイズ」も行う。

　ステージでは12時から、花園を拠点に活動するジャパンラグビーリーグワンの花園近鉄ライナーズ、サッカーJ3のFC大阪、関西独立リーグの大阪ゼロロクブルズの選手とねじメーカーが登場し、ねじ競技で対決する。

　会場には、長さ約25メートルのエア遊具（1回500円）を設置するほか、アサイーボウルやかき氷、バインミー、温玉牛焼肉丼などを販売するキッチンカーが出店する。

　「週刊ひがしおおさか」の梶間智さんは「ものづくりの最小単位である『ねじ』を身近に感じてもらえたら。東大阪を拠点に活動するプロスポーツチームの選手と来場者とのねじ対決も行う予定。ねじ、スポーツ、グルメと、長田で一日楽しんでもらいたい」と来場を呼びかける。

　開催時間は10時～15時。雨天時は縮小開催。