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東大阪の商店街「ジンジャモール瓢箪山」で笹の販売 七夕用に手持ちサイズで

朝取った笹を販売するジンジャモール瓢箪山商店街振興組合の理事たち

朝取った笹を販売するジンジャモール瓢箪山商店街振興組合の理事たち

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 近鉄奈良線瓢箪山駅南側の商店街「ジンジャモール瓢箪山」(東大阪市瓢箪山町)が6月26日、七夕に向けた笹(ささ)の一般販売を行った。

約50本の手持ちサイズの笹を用意

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 同商店街では1994(平成6)年から、商店街のアーケード内に七夕の笹飾りを設置。東大阪市内にある同商店街振興組合代表理事・森田明彦さんの畑で取った笹を、近隣の小学校や中学校、こども園、リージョンセンターなどに配り、願い事を書いた短冊や七夕飾りなどが付けられた笹を回収し、商店街に設置している。

 森田さんは「商店街に笹を飾っていたら『どこで売っているのですか』と毎年聞かれるので、幼稚園などに配る笹を取りに行く時に、多めに取って売ってみようということになった」と話す。6月26日の朝に笹を取りに行き、3本の大きな笹を手持ちサイズにカットして、14時から1本100円で販売した。

 商店街の理事たちが「七夕用にいかがですか」「今日刈ってきた笹です」などと声をかけると、小さな子どもを連れた母親や近くの店の人が次々と笹を購入していった。5歳の子どもがいるという男性は「子どもと一緒に飾り付けをしようと、ポスターを見て買いに来た」、笹を2本購入した女性は「お客さんに短冊に願い事を書いてもらって店に飾ろうと、電車で買いに来た」と話す。用意した約50本の笹は1時間で完売した。

 幼稚園などに配って飾り付けされた笹は、7月3日の晩に商店街に設置する。

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