近畿大学(東大阪市小若江3)で7月7日、リオオリンピック・パラリンピック出場選手の壮行会が行われた。
同大会には、アーチェリーと競泳の日本代表として同大学の現役学生1人と卒業生4人が出場。アーチェリーの古川高晴選手(2007年卒、近畿大学職員)、川中香緒里選手(2014年卒、ミキハウス所属)、パラ競泳の一ノ瀬メイ選手(経営学部2年生)、競泳の入江陵介選手(2012年卒、イトマン東進所属)、山口美咲選手(2012年卒、イトマン所属)の5人。
多くの学生が集まった壮行会には、古川選手、川中選手、一ノ瀬選手が出席。始めに塩崎均学長が「自分のベストパフォーマンスをやっていただきたい。皆さんとともに応援するのを楽しみにしている」と3選手を激励。
古川選手は「オリンピックではJAPANと入ったユニホームを着るが近畿大学のユニホームを着ているつもりでリラックスして試合に臨みたい。7月23日からアメリカで合宿、月末にリオに入る。体調に気を付けて頑張ってきたい」とあいさつ。川中選手は「近畿大学で学んだことは私自身の中で大きな力になったと思うし、今も応援していただいているので、この地にメダルを持って帰って皆さんにお披露目できるよう精いっぱい頑張りたい」と意気込む。
一ノ瀬選手は「個人種目6つとリレー2つの合計8種目に出場予定。目標は個人種目では全種目で自己ベストを更新すること、リレーでは少しでもいいタイムを出して日本チームが一つでもランキングを上げられるようチームに貢献したい。今からできる限りの準備をして本番に臨むので、オリンピックが閉幕してもパラリンピックにも注目してみてください」と、集まった学生らにメッセージを送った。
日本代表合宿のため欠席した入江選手は「近畿大学の卒業生として『近大魂』を持って、最高の成績を残せるよう頑張ってきます」、山口選手は「北京のときは大学1年でドキドキして楽しかったことを覚えている。リオ五輪では集大成となる最高の泳ぎができるよう頑張ります」とメッセージを寄せた。
その後は七夕にちなみ、3選手が短冊に願い事を書いて披露。古川選手は「何事もなく健康に過ごせますように」、川中選手は「全力でくいのない試合をする!!!」、一ノ瀬選手は「笑顔で帰国」とそれぞれつづり、ササに飾って笑顔を見せた。