大阪府立中央図書館（東大阪市荒本北1、TEL 06-6745-0170）1階に4月1日、「読書カフェ」がオープンした。運営はNPO法人布目（大阪市生野区）。

季節のタルト

　1階企画展示エリア奥にオープンしたカフェは、オープンに合わせて整備した中庭を臨む、自然光が入るガラス張りのスペースに11テーブル27席を設ける。貸し出し手続きを済ませた本を持ち込むことができ、読書をしたりPCで作業したりするなどして過ごす人が目立つ。

　メニューは、奈良県山辺郡山添村の障がい者支援団体「NPO法人　どうで」が手掛ける無農薬・低農薬の野菜を使ったものを中心に、季節のキッシュや野菜、バケットなどをセットにした「キッシュセット」、バケット、季節の野菜、ハム、スープなどをセットにした「バケットセット」（ともに750円）、カレーライス（650円）などを提供。店内に山添村の木を使った什器を使うなど、山添村の活性化も狙う。

　スイーツでは、シフォンケーキ（280円～）や季節のタルト（400円）などがあり、カフェ利用が多いという。パンや焼き菓子、ジャムなど、物販商品もそろえる。

同カフェを運営する布目の出口希子さんは「無農薬・低農薬野菜で作る季節のタルト、季節のキッシュがおすすめ。ゆっくりとコーヒーを飲みながらゆったりと過ごしていただけたら」と話す。

　営業時間は9時～17時。月曜・第2木曜定休。