石切劔箭(いしきりつるぎや)神社(東大阪市東石切町1)で2月3日、節分祭が執り行われた。
恒例となった同神社での豆まき神事。絵馬殿から袋に詰めた福豆と福餅がまかれ、福餅には同神社と石切参道商店街が用意した福引券が入っているものもある。今年も海外旅行やホテル宿泊券、食事券などの賞品と、商店街各店舗の景品引換券が入った福餅を用意した。
当日は、11時から始まる厄よけ招福ぜんざいの振る舞いに長蛇の列ができ、30分早めて配布を開始。本殿で節分祭が行われた後、野田義和東大阪市長や同神社縁の人物らが、豆まきを待つ多くの参拝客の前を通り絵馬殿に向かった。
豆まき神事は3回行われ、近くの小学校の生徒や親子連れ、年配夫婦など、平日にもかかわらず福を求め多くの参拝客が参加。「鬼は外、福は内」の掛け声に合わせ2階から福豆と福餅がまかれ、まかれるたびに歓声が沸き、参拝客らは手を伸ばした。
福餅をつかみ、福引抽選会で2等のレストラン食事券が当たったという36歳の女性は「近くに住んでいるので毎年来ているが、こんないい賞が当たったのは初めて。来てよかった。来年もまた来たい」と笑顔を見せた。