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東大阪・八戸ノ里駅前に「文化の駅」 街の歴史とものづくり文化を紹介

東大阪・八戸ノ里駅前に「文化の駅」 街の歴史とものづくり文化を紹介

街の歴史とものづくり文化を紹介する「文化の駅」

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 近鉄奈良線・八戸ノ里駅前の「宮本順三記念館 豆玩舎ZUNZO(おまけやズンゾ)」(東大阪市下小阪5、TEL 06-6725-2545)で現在、「文化の駅」プレオープンイベントが開催されている。

折る刃式カッター「オルファ」試作品第1号のレプリカ

 グリコのおもちゃデザイナーで画家の宮本順三さんが手掛けたおもちゃや、海外で収集した民族文化資料、絵画作品などを展示する同館。運営をする「おまけ文化の会」では、同館を市内外の多世代が集う文化施設・社会教育の場となるよう整備し、道の駅のようなにぎわいをつくり出そうと、昨年4月から「未来の夢と文化の駅事業」に取り組んでいる。

 同事業を展開するにあたり、これまでに開いた勉強会や意見交換会では、「東大阪のいろいろな製品を紹介したい」「文化と経済をくっつけるといいのでは」などの意見が聞かれ、周辺で開かれたイベント「小阪・八戸ノ里 なのはなバル」の開催に合わせ、3月12日に「東大阪ものづくり文化コーナー」を開設。「ZUNZOの愛した街の100年」と題し、鉄道の開通や学校の設立、市内の文化施設の開設などと宮本さんの生涯をまとめた年表を作成した。

 「東大阪ものづくり10」では、おもちゃや絵画を展示する同館に沿った10社を選び、商品を展示販売。ポリタンクメーカーのゴリョウの社長が「おもちゃ屋になりたい」と作った知育玩具「カーペンターブロック」や、段ボールの製造・販売を手掛けるマツダ紙工業の工作キット、針金工場として開業し、ホビー用のカラーワイヤを開発した日本化線などの企業紹介と商品が並ぶ。

 大阪市東成区に本社があり、東大阪・高井田に工場を持つオルファは、現在では角度や厚みが世界標準規格になった折る刃式カッターナイフの試作品第1号(1956年製作)のレプリカを展示。1900(明治33)年に小阪で創業し、当時の社長が宮本さんと画友だった色材メーカーのホルベインのコーナーでは、戦後製造を再開した際の水彩絵の具や、宮本さんが愛用していた同社の製品などを展示する。

 ギャラリーでは、河内の郷土文化サークルセンターが所蔵する写真の中から、昭和の小阪・八戸ノ里周辺の写真38点選び、「東大阪の昭和写真展」を開催。グリコ社員が子どもたちを対象に開いた1941(昭和16)年ごろの絵話の様子や、高架になる前の布施駅や八戸ノ里駅周辺、商店街、樟蔭学園などの写真が並ぶ。同じビルの2階にある「おとCafe」では、花園ラグビー場やハウス食品などの写真を展示する。

 同館学芸員の磯田武士さんは「こういう発信を引き続きしていきたい。触れたり作れたり、商品を買ったりできる場所にしていければ」と話す。

 開館時間は10時~17時。月曜休館。文化の駅、ギャラリーは入場無料。3月19日まで。

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