大阪府立中央図書館（東大阪市荒本北1、TEL 06-6745-0170）で9月12日、働くことについて考えるイベント「音と香りの空間で『働く』に出会う旅～館内ツアーin中央図書館」が開催される。

　府が新たに設置した「OSAKA女性活躍推進会議」が主催する、35歳以下の若年層女性求職者をメーンターゲットに据えた「OSAKA★ジョブフェスタ2015～女性輝く1ヶ月！」の一環。今年4月、図書館1階に誕生した「読書カフェ」と、その隣の音と香りで空間演出する企画展示エリアで開く。

　14時からは、大阪の四季をイメージしたオリジナルの香りと川のせせらぎの音などでリラックスして集中できる空間を目指した企画展示エリアで、その音と香りを体感。その後は、「やりたい仕事を探したり気付いたり、情報を得る場所として図書館を利用してもらいたい」と、館内案内ツアーを行う。同館で定期的に開催する、約200万冊の資料が配架された地下書庫を見学する人気イベント「地下書庫ツアー」も体験できる。

　15時からはワークショップ＆カフェタイムとし、あらかじめ職員らが選んださまざまな職業について書かれた本をヒントになりたい職業について考えるワークショップや自己PR文作成講座を行い、アフタヌーンティーを楽しみながら発表やアドバイスを受ける時間を設ける。同館の香りの空間を手掛けたエアアロマジャパンの柳川舞社長、セミナー講師、ファシリテーターの3人の女性が自身の仕事について話すトークも展開。

　「図書館を普段利用しない方に、本を使って調べたり考えたりすることに気付いていただけたら。この機会に来館していただきたい」（統括責任者の長田由美さん）と参加を呼び掛ける。

　開催時間は14時～16時30分。参加費500円（ケーキ、ドリンク付き）。参加には予約が必要。