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東大阪・旧河澄家で「押し花展」 37点展示、「多彩な表現楽しんで」

さまざまな押し花作品を展示

さまざまな押し花作品を展示

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 東大阪市指定文化財「旧河澄家」(東大阪市日下町7、TEL 072-984-1640)で6月21日、「押し花展」が始まった。

花や葉で人物や風景を表現した作品も

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 東大阪市在住の押し花作家・來田容子(らいたようこ)さんと生徒の作品を展示する同展。來田さんが代表を務める「万葉(よろづは)押し花倶楽部」は、市内7カ所で9教室を開くほか、市民講座などを開講し、木々や小さな植物の魅力を発信している。

 会場には、花を表現する作品のほか、花や葉で人物や風景を表現した、物語のような作品も展示する。ガラスや陶器のフレームにはめ込んだ作品など、大小さまざまな押し花作品37点が並ぶ。押し花に使う花や葉は來田さんや生徒自身が集めている物といい、鮮やかな色を保たせながら約2週間乾燥させて作品に使っているという。

 同館統括責任者の堀木昌彦さんは「花を素材として使いながら、いろんな表現をされているアーティストの表現力を見ていただけたら。作品の雰囲気とフィットする文化財の建物も同時に楽しんでほしい」と話す。

 同館では現在、設置したササに願い事を書いた短冊を飾ってもらおうと来館者に呼び掛けている。7月7日は13時から、「たなばたのお話と笹かざりづくり」、14時からはアンサンブルビバーチェによる七夕コンサートを開く。参加無料。

 開館時間は9時30分~16時30分。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入館無料。7月21日まで。

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