近鉄奈良線・河内小阪駅を中心とする音楽イベント「第7回こさかJAZZストリート」が10月11日、開催される。
「大正から昭和にかけ帝国キネマの撮影所があり、ジャズに縁の深い小阪でジャズイベントを開催し、音楽文化の発展とにぎわいのある商店街、魅力ある街づくりを進めたい」と2009年、1回目を開催。「ジャズを身近で気軽に楽しむ」ため音楽好きの有志が集まり、小阪商店連合会とタイアップして、駅前など会場3カ所で始まった。
7回目を迎える今年は、河内小阪駅周辺を中心に、今里-若江岩田間の18会場でライブを展開。ニューヨークで活躍するドラムスのトム・ベイカーさん、ニューヨークの「コットンクラブ」で東洋人初のハウスピアニスト・ボーカリストとして活動する加茂紀子さんらで構成する「トムベイカー・スペシャルバンド」や、ドラマ「必殺仕掛人」のテーマ曲演奏で知られるトランペッターの宮岡信夫さんらプロのミュージシャン、地元中学、高校、大学の吹奏楽部、社会人ビッグバンドなど41バンドが、11会場で演奏を繰り広げる。店舗が独自企画する7会場では午後から夜にかけ、ライブやセッション、映画会などが開かれる。
当日会場では、「なのはなバルお得なクーポンまつり」のクーポンが付いたプログラムを配布。周辺22店舗が参加し、飲食や利用料金の割引クーポンを付けた。
東大阪こさかJAZZ実行委員会代表の志田宣博さんは「今年は小阪を中心に今里から若江岩田まで広がった。ジャズとグルメの熱い一日を楽しんでください」と、来場を呼び掛ける。
開催時間は12時~18時。主催11会場はチップ制。店舗独自企画は一部チャージ制あり。