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東大阪市花園ラグビー場に寄付者のネームプレート たくみ工芸が寄贈

「ラグビーのまち東大阪基金」ネームプレート除幕式の様子

「ラグビーのまち東大阪基金」ネームプレート除幕式の様子

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 東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)で7月22日、「ラグビーのまち東大阪基金」への寄付者の名前を刻んだプレートの除幕式が行われた。

自身の名前を探しスマホで撮影

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 同ラグビー場で開催されるラグビーワールドカップ2019の開催経費や施設改修費用、ラグビーの普及・育成などに活用する「ラグビーのまち東大阪基金」では、昨年12月31日まで寄付を募り、団体・企業904件、個人1666件から3億1,068万9,260円が集まった。

 ラグビー場のメインゲート近くには、5万円以上の寄付者を刻んだネームプレートを設置。寄付者を招いて行われた除幕式で、商業施設の装飾金物などの製造・販売を手掛けるたくみ工芸(衣摺5)の井村匠社長は「2人の息子は花園ラグビースクールに入り、長男は大阪桐蔭高、次男は報徳学園高に進みラグビーをしてきた。ラグビー場に対する思いを、スタッフ43人全員が手を加えて仕上げた」と話し、850の団体・企業と、個人1032人の名前を刻んだプレートを寄贈した。

 花園ラグビー場みらい魅力活性化委員会の嶋田亘会長は「団体・企業など多くの寄付をいただき、後世に残したいとネームプレートを考えていたところ、たくみ工芸から寄付を申し出ていただいた。ラグビーだけではなく、ものづくりのまち、中小企業のまちというのをラグビーの試合を通じて発信していきたい」と話す。

 7月23日~28日の13時~15時は、寄付者を対象に花園ラグビー場1階コンコースを開放する。

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