東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南)内、花園ラグビーミュージアムに7月22日、「平尾誠二ヒストリー展示」が新たに設置された。
東大阪市は昨年10月、「ワールドマスターズゲームズ2021関西」のレガシー大会として、かつて聖地・花園を目指した高校生ラガーのOB・OGが再び花園を目指す大会「マスターズ花園」を創設すると発表。2022年のマスターズ花園開催に向け、大会ブランドの向上と周知を目的に、「ミスター・ラグビー」と呼ばれ2016(平成28)年に53歳で亡くなった平尾誠二さんを花園感動大使に任命した。
平尾さんの家族は今年3月、昭和45年生まれのラガーマンが集まる大会「45年会東西対抗戦」が行われた花園ラグビー場で、1995(平成7)年のラグビーワールドカップ南アフリカ大会で着用した日本代表ジャージーなどを市に寄贈した。
ミュージアムには、平尾さんが着用したジャージーやジャケット、スラックスなどを展示。平尾さんの写真やエピソード、言葉など、平尾さんのラグビー人生を振り返ることができる内容になっている。
同展示は常設だが、見学は有料試合開催日と花園ラグビー場の開放日のみ。直近では、8月3日のパシフィックネーションズ2019日本ラウンド日本代表対トンガ代表戦、8月10日のジャパンラグビートップリーグカップ2019プレーオフ開催日。いずれも試合のチケットが必要で、試合開場時間で見学できる。