新春恒例の「東大阪市消防出初式」が1月12日、花園中央公園多目的芝生広場(東大阪市松原南1)で行われる。
消防職員・団員の士気や高度な技術を披露し、市民生活の安全確保に当たる決意をするとともに、市民の防火・防災意識の高揚を図ることを目的に毎年行うイベント。会場には消防車両や消防ヘリコプターが集まるほか、体験コーナーを設け、家族で防火・防災について学べる式典になっている。
今年は47台の消防車両が集まり、消防車両のパレードやしらゆき保育園幼年消防クラブの演技、消防団ポンプ車操法訓練などを行った後、10時59分ごろから消防ヘリコプターの着陸、11時20分ごろから消防ポンプ車などによる一斉放水訓練を行う。
広報啓発コーナーでは、ロープ渡りを体験する「子どもレスキュー体験」、AEDを使用した応急手当体験、子ども用防火衣を着用して記念撮影ができるコーナー、白バイや自衛隊車両の展示などを展開。「子どもが体験できるコーナーのほか、アルファ化米の炊き出しなど、子どもから高齢の方まで楽しく学べる内容になっている」と東大阪市消防局担当者。
開催時間は10時~11時30分(広報啓発コーナーは12時30分まで)。小雨決行。