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東大阪市、オンラインで医療機器開発の商談会 新型コロナによる展示会延期受け

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 東大阪市は3月17日、医療機器開発のオンラインマッチング商談会を開く。主催は、東大阪市と市産業創造勤労者支援機構、日本の技術をいのちのために委員会、日本医工ものづくりコモンズ。

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 東大阪市では2016(平成28)年度から、市内ものづくり企業の技術力やネットワークを生かし、医療分野への参入促進を図る医工連携プロジェクト創出事業をスタート。部品・部材の供給や特注加工、試作設計、OEMなどに重点を置き、展示会への出展や医療機器関連企業向けの工場見学ツアーなどを開催してきた。

 本年度は、3月16日から開催される予定だった医療機器の製造・設計関連の展示会に出展するため、事前に企業情報を集約して来場予定の企業に配信し、展示会期間中に面談をする準備を進めていたが、新型コロナウイルス感染拡大により2月28日に展示会の延期が決定。医工連携事業は各地域の支援団体で取り組まれているが横連携があまりなく、各地域の企業情報を共有するきっかけになればと13の支援機関・団体と連携し、展示会の開催予定日に合わせてオンラインで開催することを決めた。

 対象は、技術や素材、サービスなどを探している医療機器関連企業で、ビデオ会議ツール「Zoom」を使用し、医療分野で実績のある企業や、活用が期待できる技術や製品を有する企業のプレゼンテーション動画の配信や、医療関係者の特別講演を行う。開催時間は10時~17時。

 参加者は、参加用URLにアクセスし、メールアドレスと名前を入力すれば参加可能。時間内の入退室は自由で、専用の面談フォームとチャット機能から地域の支援機関を通じて面談申し込み、資料請求ができる。

 参加用URLやプログラムなどを記載したスライド、面談申し込みページなどは、市産業創造勤労者支援機構のウェブサイトで確認できる。

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