ジャパンラグビートップチャレンジリーグの近鉄ライナーズが3月30日、2020年度の新加入選手を発表した。
1929(昭和4)年の創部で、昨年創部90周年を迎えた近鉄ライナーズ。昨シーズンは、全勝で優勝を果たした。
移籍組では、FB竹田宜純選手が加入。帝京大学からトヨタ自動車ヴェルブリッツを経て、今季サンウルブズでプレーした。「近鉄ライナーズは歴史があってとてもいいチームなので、チームをいち早く理解してなじめるよう、チームに貢献できるようになりたい」と話す。
新卒選手のSO/FB吉本匠選手は、立命館大学出身で、関西学生代表で活躍。「小学生からラグビーをしていて、友だちのお父さんに花園に連れて来てもらっていた。憧れのチームに入れたことがうれしいし、頑張りたい。思い切りのいいランに注目してほしい」と笑顔を見せる。
CTB小野木晃英選手は、東海大学出身。「レベルの高いチームで、自分の積み重ねてきたプレーをできる場所があるのでうれしい。体は大きくないが、グラウンドを広く見て、味方を使いながら相手を攻撃するプレーを見てほしい」と話す。
CTB/WTB片岡涼亮選手も、立命館大学出身で、関西学生代表で活躍。「ラグビーを始めた時からラグビー選手になることを目標にしていたのでかなってうれしい。自分は体を張って熱い気持ちを伝えられる選手。それをプレーで見せたい」と意気込んだ。
HOマタエナ・イエレミア選手は、U20サモア代表で摂南大学出身。後日合流予定。