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東大阪の飲食店3店舗、コラボ懐石弁当の売り上げ一部を市に寄付

写真左から、肉 安来やの坂井さん、酒場 安仁屋の安仁屋さん、野田市長、和顔施の中野さん

写真左から、肉 安来やの坂井さん、酒場 安仁屋の安仁屋さん、野田市長、和顔施の中野さん

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 豚しゃぶ・和食の「豚魚酒菜処 和顔施(わがんせ)」(足代新町、TEL 06-7504-8056)、島根県産の黒毛和牛を中心とする肉居酒屋「肉 安来や(やすぎや)」(御厨栄町2)、沖縄料理・海鮮料理の「安仁屋(あにや)」3店舗の店主が5月12日、コラボ懐石弁当の売り上げの一部を東大阪市に寄付した。

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 和顔施の店主・中野順一さん、肉 安来やの坂井聡さん、酒場 安仁屋の安仁屋辰拡さんは、それぞれ互いの店に飲みに行ったり、以前の職場が同じだったりする仲で、4月2日に安仁屋さんが店をオープンしたが、直後に緊急事態宣言が発令された。オープンを記念した3店舗コラボイベントを企画していたが自粛要請でできず、「こんな時期なのでオープンすることをよく思わない人もいるので、宣伝ではなく何かできないか」と、一日限定の家族で食べられる豪華コラボ懐石弁当を企画した。

 弁当は、3店舗が強みとするイベリコ豚、純粋金華豚、島根牛、沖縄食材などを使ったもので、コラボメニューを開発し、13品目で構成。7,560円相当の懐石弁当を5,400円で販売した。当初は100食の販売を目標に据えていたが、最終的には140食を販売した。

 3人は、売上金の10%を市の「新型コロナウイルス感染症対策応援寄附金」に寄付。安仁屋さんは「3店舗が協力して家族で食べてもらえるお弁当を販売した売り上げの一部を寄付させていただいた。一日でも早く、東大阪の飲食店が盛り上がれる日が来ることを願っている」と話す。

 現在、和顔施は11時30分から20時まで営業し、予約制でオードブルや一品料理、弁当などをテークアウトとデリバリーで販売。酒場 安仁屋は17時~20時の営業で、店内メニューをテークアウトできる。肉 安来やは現在自粛休業中で、6月1日に営業を再開する予定。

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