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東大阪の雑貨メーカー「カワキタ」、コロナ対策商品「ノータッチチャーム」発売

直接触れずにドアを開けることができる

直接触れずにドアを開けることができる

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 プラスチック雑貨OEMメーカーのカワキタ(東大阪市荒川2)が5月20日、新型コロナウイルス感染対策商品として、不特定多数が接触するドアの取っ手やエレベーターのボタンに直接触れずに済む非接触型商品「ノータッチチャーム」の販売を開始した。

アマビエのイラストが入ったノータッチチャーム

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 キャラクター商品企画・製造販売のエーワークス(埼玉県川口市)が開発・製造した同商品。カワキタとエーワークスは20年前から商品開発や販路共有などをする間柄で、同商品はカワキタが販売協力する。

 開発の経緯について「自社の特色を生かし、世の中に役立つ商品が作れないか模索する中、アクリル製や金属製の非接触型商品が流通しているのを見て、もっと消費者が購入しやすく、扱いやすい商品ができるのではと開発した」とエーワークス担当者。金属製のものだとドアの取っ手などに傷が付きやすくなるため、材質は傷がつきにくいポリプロピレン樹脂を選んだ。材質には、幅広い菌に作用する銀系の抗菌剤を練り込んでいる。

 商品サイズは8.5センチ×5センチ、厚さ5ミリ。フック部分では取っ手に引っ掛けてドアを開けることができ、突起部分でエレベーターや自動販売機のボタン、電気スイッチを押すなど、直接肌に触れることなく操作ができる。同社が得意とするキャラクター商品にも対応できるよう、グリップ部分にはプリントできるスペースを設け、企業のノベルティー商品としても販売する。カワキタでは、OEM、ノベルティー用商品として販売。参考上代価格は880円。最小ロットは500個。一般向けにはエーワークスが、アマビエのイラストが入ったものと「TOUCH THIS!」と書かれた商品の2種類を6月から販売する予定。

 カワキタの河北一朗社長は「今まで経験したことのないコロナウイルスという未知なる敵との戦いは、まだまだ続くことが予想される。この商品が生活の中で少しでも役に立ってくれればいいなと願っている」と話す。

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