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司馬遼太郎記念館で企画展「司馬遼太郎と城」 大阪城を中心に作品の世界表現

展示スペースの前で解説する上村洋行館長

展示スペースの前で解説する上村洋行館長

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 司馬遼太郎記念館(東大阪市下小阪3、TEL 06-6726-3860)で6月2日、企画展「司馬遼太郎と城」が始まる。

風間完画の「国盗り物語」の挿し絵

 6月1日まで臨時休館中の同館。再開後初めての企画展は司馬作品に描かれた城をテーマにした。

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 「城塞」の大坂城、「国盗り物語」の岐阜城、「王城の護衛者」の会津若松城など、司馬作品は城を扱っているものが多い。上村洋行館長によると、司馬さんは城の中で起こっている出来事や城をめぐる背景の時代相に思いをめぐらせ、城を軸に過去と現代を行き来して楽しむのが好きだったという。「石垣だけが残っている山城の高取城や、海城の福江城、奥美濃の郡上八幡城、大阪城などが好きだった」と上村館長。

 展示スペースの壁面では大阪城を中心に、作品に登場する城の写真と引用文で作品の世界を表現。「城塞」の自筆原稿や風間完による「国盗り物語」の挿絵、須田剋太が描いた「街道をゆく 南蛮のみち」「同 愛蘭土紀行」の挿絵(複製)、城を訪れた時の司馬さんの写真など、初公開5点を含む48点を展示する。館内の壁面には、古地図に近畿地方の城と司馬作品に描かれた出来事や作品名を示した3.5メートル×3.5メートルのタペストリー「司馬作品と戦国フィールドミュージアム」を掲げる。

 地下ホールでは、月ごとに映像を変えながらNHK「司馬遼太郎と城を歩く」を上映する。8月16日14時からは、司馬作品と城、映像化された作品のエピソードなどを上村館長が話す「夏の館長トーク」を開く。参加には電話またはFAXでの事前申し込みが必要。

 上村館長は「司馬作品の中で城がどう扱われているか感じ取ってもらい、できればその作品を読んでもらえたら」と話す。

 開館時間は10時~17時。月曜休館(祝日の場合は翌日、8月31日~9月10日休館)。入館料は、一般=500円、中高生=300円、小学生=200円。9月13日まで。

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