ジャパンラグビー・トップチャレンジリーグの近鉄ライナーズが現在、選手が考案した「Liners体操」の動画の投稿を募集する「Liners体操やってみた選手権」を開催している。

「スネークポーズ」を取り入れた体操をする石井智亮選手

　同チームでは新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛期間中、家でできるトレーニングを一緒にしようと呼び掛けたインスタライブ配信企画「Liners boot camp」の最終節で、新企画「Liners体操」を発表。大阪とラグビーをコンセプトに作った体操で、ジャッカルをイメージした屈伸や、セミシ・マシレワ選手がトライを決めた際に取る「スネークポーズ」を応用した腕の裏を伸ばす体操、前屈した後に「なんでやねん」とツッコミを入れる動きなど7種類の体操で構成する。

　ファンの間で定着することを目的に実施する「Liners体操やってみた選手権」は、7種類の体操の中から好きなものを選んで体操する様子を撮影し、ハッシュタグ「#Liners体操やってみた」を付けて、インスタグラムまたはツイッターに投稿。優秀作品に賞品を進呈する。同チームのインスタグラムでは、選手とスタッフの「やってみた動画」を公開している。

　考案者の一人、佐原慧大選手は「コロナで体を動かすことができなかった時期に、ファンの方に気分転換にやってもらいたいと考えた。大阪のシンボルやライナーズ特有のポーズがあるので楽しんでやってもらいたい」と話す。「個人的にはチームメートのセミシのスネークポーズがおすすめ。僕のパスは気が向いたらやってもらえたら」と笑う。

　動画は7月11日まで募集。7月中旬～下旬に優秀作品を発表する予定。