東大阪市に本拠地を置くジャパンラグビートップリーグチーム「近鉄ライナーズ」が11月9日、13日のリーグ戦開幕を前に、野田義和東大阪市長を表敬訪問した。
ラグビーW杯2015日本代表で活躍したトンプソン・ルーク選手、木津武士選手への市長賞詞贈呈に続き行われた同チームの表敬訪問。「今までの訪問でこんなにメディアがいたことはなかった」と歓談が始まり、市長が「メディアへの露出が今までと違う。チケットの売り上げもいいようだが」と話し始めると、前田隆介監督は「完売しているチケットもある。そういう意味ではうれしいし、1回観戦してもらったら楽しいと思ってもらえるスポーツなので、今の雰囲気を続けていきたい」と応え、市長が「われわれとしては特にライナーズに頑張ってもらいたい」と激励した。
同チームの初戦は14日、今シーズントップリーグに昇格したHonda HEATとの対戦。前田監督は「日本代表が出してくれた結果に負けないように戦いたい」、豊田大樹キャプテンは「下から上に上がっていくチームなので一戦一戦戦っていく。東大阪の方に見てもらいたい」、トンプソン選手は「近鉄のホームグラウンドでの試合。ファンの前での試合なので楽しみ」と、開幕への思いを語る。
前田監督は「気持ちの入った試合をすることで、日本のラグビーの素晴らしさを伝えたい。伝えられるチャンスを逃さずに取り組んでいきたい」と意気込んだ。
東大阪市花園ラグビー場での開催試合は、14日12時~NTTドコモ対コカ・コーラ、14時5分~近鉄対Honda、12月6日12時~NTTドコモ対トヨタ自動車、14時5分~クボタ対近鉄、同12日12時~Honda対クボタ、14時5分~近鉄対リコー。