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東大阪の和菓子店「白穂」に大阪産イチジクの大福 フルーツ大福10種に

東大阪産イチジクを使った「いちじく大福」

東大阪産イチジクを使った「いちじく大福」

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 近鉄奈良線・若江岩田駅近くの和菓子店「菓匠庵 白穂(しらほ)」(東大阪市若江本町1、TEL 06-6723-2075)が現在、大阪産のイチジクを使った「いちじく大福」を販売している。

シャインマスカット、マンゴー、キウイ

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 昨夏は、パイン大福、ピオーネ大福、シャインマスカット大福の3種類だったが、利用客から「マンゴーはないの?桃はないの?」などリクエストがあった。過去に百貨店の催事に出店した際に6種類のフルーツ大福を作った経験から「どうせなら種類を増やそう」と、現在、イチジク(454円)、マンゴー(432円)、白桃、赤肉メロン、青肉メロン、キウイ、ゴールドキウイ(以上378円)、シャインマスカット(324円)、パイン(292円)、ピオーネ(248円)の10種類のフルーツ大福を販売している。

 フルーツは、宮崎産の完熟マンゴーや静岡産のクラウンメロン、岡山産の清水白桃など、「果物屋産の目利きでおいしいものを買ってきている」と店主の新澤貴之さん。同店ではここ数年、イチゴやブルーベリーなど東大阪産の食材を使った商品を開発しており、「東大阪産のものを積極的に使っているが、作ってみて他の産地の方がおいしいものは味優先で選んでいる」と話す。

 「いちじく大福」は、東大阪市内の飲食店で東大阪産のイチジクを使った料理を食べたことをきっかけに東大阪産のイチジクを探し、入手できない日は大阪府内の別の地域のイチジクを使っているという。

 これまで、求肥(ぎゅうひ)の表面には国産ではない片栗粉を使っていたが、「地産地消で安心・安全な国産の米粉に変えた」と言い、自家製のこしあんは北海道の白小豆を使うなど素材にこだわる。

 新澤さんは「フルーツ大福は季節ごとに新しいものを作りながら、常時8種類はそろえたい」と、新商品開発に意欲を見せる。

 営業時間は9時~18時30分。火曜定休(祝日の場合は営業)。

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