東大阪経済新聞を運営するエクス(大阪市)が8月19日、「2020ものづくり川柳」の作品募集を始めた。
1994(平成6)年の創業以来製造業に焦点を当て、生産管理パッケージ「Factory-ONE 電脳工場」シリーズなどの開発・販売・サポートを手掛ける同社。2014(平成26)年には東大阪サテライトオフィス(東大阪市荒本北1)を開設。2015(平成27)年6月には東大阪市内のビジネス&カルチャーニュースを発信する「東大阪経済新聞」の配信を開始するなど、「ものづくりのまち東大阪」に密着した事業を展開している。
同社では、「製造業は肉体労働や技術職の堅いイメージがあるが、川柳をきっかけに『ものを作る』面白さや楽しさが伝われば」と、2015(平成27)年に第1回「生産管理川柳」を開催。2018(平成30)年から名称を「ものづくり川柳」に改めた。
昨年は1635人、5212作品の応募があった。「応募者は製造業の人もいるが、一般の方が圧倒的に多い」と、セールスプロモーションチームの中上桂さん。ものづくりの製造現場や「匠の技」をよんだ川柳のほか、昨年はラグビーW杯にちなみ「ワンチーム」「トライ」を入れた作品や、「働き方改革」「あおり運転」にちなんだ作品が多かった。
11月18日に第1次選考で選んだ作品を同社ウェブサイトに掲載し、一般からの投票で特賞1点、優秀賞9点を決める。特賞には3万円分、優秀賞には5,000円分の商品券を贈呈する。
中上さんは「家にいる機会が増えている今こそ、家族で楽しんで川柳を作ってもらいたい。ものを作る時に感じることを、難しい言葉を使わず17音で表現してほしい。発表は12月16日、少し早いクリスマスプレゼントを」と呼び掛ける。
締め切りは10月31日。